五輪新種目になったスケートボードって日本人は活躍できるの?
- 2018/07/31
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五輪新種目のスケートボード!
2020年の東京オリンピックで新種目として採用されたのがスケートボードです。日本では「スケボー」の愛称で親しまれており、若者を中心に人気となっています。しかし、あまりスケートボードのことを知らないオヤジも多いのではないでしょうか。
そして、オリンピックの新種目となっても、「日本人は活躍できるの?」と心配しているオヤジも多いことでしょう。実は、日本人の中にはスケートボードのメダリスト候補がいるのです。そこで今回は、スケートボードという競技や活躍が期待されている日本人について紹介していきます。
スケートボードとは?
スケートボードは前後に車輪がついた板に乗って、「トリック」と呼ばれるジャンプや空中動作、回転などの技を行う競技です。採点競技となっており、トリックの難易度や高さ、スピードなどが評価されて採点されます。
スケートボードにはいくつか種類があるのですが、オリンピックで採用されたのは、「ストリート」「パーク」と呼ばれる2種類です。
ストリートとは?
ストリートは、街の中にあるような階段や手すり、ベンチや壁などを模した「セクション」と呼ばれる構造物を配したコースで行われます。1人ずつ競技を行い、セクションを使いトリックを繰り出していくのです。これを審査員は、難易度・高さ・スピード・オリジナリティ・完成度・全体の流れなどを判断して採点します。
パークとは?
パークは、複雑な窪地状のコースで行われる競技となっています。「アール」と呼ばれる湾曲がついた曲線的な形状となっているのが特徴です。「エア・トリック」と呼ばれる技が繰り広げられ、トリックのバリエーションも豊富となっています。ストリートと同様、1人ずつ競技を行い、審査員が採点して得点を競うのです。
日本人は活躍できる?
東京オリンピックから新種目となるスケートボードですが、日本人の活躍に期待されています。すでに、メダリスト候補と呼ばれる日本人選手もいるのです。活躍が期待されている日本人選手を紹介していきます。
①堀米雄斗選手
東京オリンピックのスケートボードでメダリスト候補のひとりが堀米雄斗選手です。2018年5月にロンドンで行われた世界最高峰のストリートリーグで、日本人初の優勝を果たしています。
さらに、7月1日に米国・カルフォルニアで開催されたスケートボードコンテストDew Tourでも、世界のトッププロ相手に優勝を果たしているのです。今後の成長が期待され、東京オリンピックでもメダリスト候補として注目されているのです。
②西村碧莉選手
現在16歳の西村碧莉選手も、東京オリンピックのメダリスト候補です。2014年・2015年と日本スケートボード協会全日本レディースを連覇しており、海外でも活躍しています。2017年には世界最高峰のアクションスポーツの祭典・Xゲームで優勝。
その後、前十字靭帯を損傷するもリハビリに励み、2018年のXゲームで復活の銀メダルを獲得しているのです。大怪我を乗り越えた西村選手は、東京オリンピックでも期待大となっています。
③中村貴咲選手
東京オリンピックのメダリスト候補として、中村貴咲選手の名前も挙がっています。中村選手は、2016のXゲームで優勝をしているのです。中村選手は当時高校生であり、スケートボードではアジア人として初の優勝を成し遂げたのです。そのため、中村選手もメダリスト候補として期待されている日本人選手となっています。
スケートボードのメダルに期待!
東京オリンピックの新種目のスケートボードは、簡単に言えば「スケボー」です。「トリック」と呼ばれる技を繰り出し、審査員が採点する競技となっています。詳しいルールを知らなくても、見応え十分でオヤジでも楽しめる競技となっています。
しかも、日本人選手の中にはメダリスト候補が数多くいるのです。今回紹介した選手は、東京オリンピックで活躍する可能性大です。ぜひ、オヤジもスケートボードに注目してみてください。