改めて考える。松井とイチローがメジャーで成功した理由
- 2017/09/23
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野手挑戦の難しさ
これまで、何人もの日本人選手が海を渡りメジャーリーグに挑戦をして来ました。
しかし投手に比べると野手の渡米人数は少なく、成功者の数も投手ほどではありません。
そんな日本人野手にあって、大成功を収めたイチロー選手と松井秀喜選手。
彼らがメジャーでも通用した理由を、改めて考えたいと思います。
メンタルの強さ
野球選手とって、スポーツ選手にとってメンタルの強さというのは結果にも直結をする重要な部分。
イチロー選手と言えばそのクールさが知られていますが、松井選手もあまり試合中に感情を表に出すタイプではありません。
もちろん外からそう見えているだけで、内心は嬉しさや悔しさもあるはず。
ただそれは、時に隙にも繋がります。
そうした部分を相手に見せない精神的なタフさは、メジャーでの実績にも少なからず影響を与えているのではないでしょうか。
これは2人の素質だけではなく、若い内から日本でスター街道を歩んできたことも影響をしていると思われます。
努力家
特にイチロー選手には天才肌のイメージが強いかもしれませんが、2人とも大変な努力家としても知られています。
努力をしたからといって必ずしも成功をするわけではありませんが、しかし努力をなくしてあのような結果を残すことはできません。
これは野球選手だけではなく、どの世界にも同じことが言えます。
また2人とも野球好きであることを公言しており、そんな野球だからこそあれ程までに努力できたのではないでしょうか。
怪我への強さ
どんなに優れた選手でも、怪我で離脱をしてしまえば活躍をすることは出着ません。
イチローはプロ入り以降ほとんど怪我をしたことがなく、あれほどの安打を積み重ねてきた大きな要因となっています。
一方の松井秀喜もNPB時代はほとんど怪我をすることなく、574試合連続でフルイニング出場をした時期も。
メジャーでもデビュー以降3年連続で全試合に出場。
その後は怪我で離脱をすることもありましたが、通算で1,000試合以上に出場をしています。
体の丈夫さや故障しないための準備など、こうした怪我に対する強さも2人がメジャーで活躍をした大きな理由と言えます。
適応力
毎年NPBにも何人もの新助っ人外国人が訪れますが、その半分以上はあまり活躍をすることなく1年限りで日本を去っています。
助っ人として呼ばれるくらいですから、いずれもある程度の実績や実力を持っている選手ばかり。
それなのに通用しない選手がそれだけ多いのは、野球や生活に関する文化の違いに馴染めなかったことが一因として挙げられます。
その点、メジャーですぐに通用したイチローや松井にはアメリカ・メジャーリーグへの適応力に優れていたと言えます。
まとめ
巧打のイチロー、強打の松井秀喜。
今後日本人野手で彼らを超えるようなバッターは、果たして出てくるのでしょうか。
また今年のオフは、大谷翔平選手の渡米が噂をされています。
メジャーでも二刀流を続けるのか投手1本に絞るのかはわかりませんが、打者としてのポテンシャルの高さも証明済み。
二刀流の場合出場試合数は限られるでしょうが、それでも大谷選手の打撃がメジャーでどこまで通用するのか楽しみです。