皐月賞2017 弥生賞馬とあの牝馬が消えるこれだけの理由
- 2017/04/10
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まれにみる低レベルの牡馬クラシック第1弾
2年連続の豊作期をすぎて、いよいよ10年ぶりの凶作かと噂される今年の3歳牡馬勢。
牝馬に負けるわ、タイムは出ないわで、ついにここまで確固たる軸馬がいないまま、本番を迎えそう。
「え、本命ならいるじゃん、あの馬が」
以下はそんなあなたにお届けする、弥生賞馬とあの牝馬を「びた一文」買ってはならないという警告文である。
今年の弥生賞は凡戦中の凡戦
まずカデナから。
今年の弥生賞は、レベルとかそういう次元ではない、問題外の「超凡戦」だった。
▼17年 5F通過63.2 前半36.6ー上がり35.0 勝ちタイム2分03秒2(良)
これを近年の弥生賞と比較すると、
16年 59.5 34.3ー35.1 →マカヒキ2着
15 61.3 36.2ー36.4(やや重) 2分01秒8
14 61.2 35.6ー36.4 →トゥザワールド2着
13 61.6 36.5ー35.2
12 63.1 36.2ー35.4(やや重)2分03秒9
前半そろっと入って、稍重でもないのに03秒台の決着。
何が不満かというと、本番の皐月賞で十中八九スローな流れは形成されないからだ。
事実、近年弥生賞組が馬券に絡むのは、弥生賞自体が前傾ラップを刻んで「トライアル」としての役割を果たした年のみ、ということがわかる。
好走ポイントは「前傾ラップ」経験だ
近年は、中山でも東京でも前半突っ込み型ラップを経験してきた馬が、皐月賞で猛威を振るっている。
16年 ディーマジェスティ
共同通信杯 60.0 35.8ー35.6
15年 ドゥラメンテ
セントポーリア賞 58.8 35.1ー35.5
14年 イスラボニータ
東スポ杯 59.6 35.8ー34.4 勝ちタイム1分45秒9!
13年 ロゴタイプ
朝日杯FS 57.3! 33.9!ー36.1
→17年 カデナ
前半突っ込み型経験なし
未勝利戦の36.1が最速→不安
今年は両トライアルに価値あり
代わりに狙って妙味ありなのが、直前のトライアル組だ。
▼スプリングS
60.3 36.4ー36.3 1分48秒4 例年なら中の下レベルだが、今年に限っては評価できる。
前半突っ込み型、48秒台(稍重)は04年ダイワメジャー型。
▼若葉S
アダムバローズ
59.1 35.0ー35.9 のペースを自ら先行で快勝。
ヴィクトリー、サンツェッペリンの07年再現なるか
最後にあの2頭をジャッジ
▼レイデオロは見限れない
ホープフルSが疑似皐月賞ペースで優秀
60.3 35.6ー36.6
この手の馬は、仕上がるからこそ不安が出るとも言えるから、出るなら1回は買ってみたい。
▼ファンディーナは黙って消し
カデナ同様、ここまで前半36秒台ラップのみ経験で、本番ペースに合わず
たしかに素質断然上位も、スンナリ先行して勝つまでは……