ファルコンS2017 ボンセルヴィーソに距離短縮でも粘れない?落とし穴
- 2017/03/13
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とにかくキッツキツの3歳重賞
NHKマイルCへ続くステップレースとして、距離が1400になって6回目を数える今年のファルコンS。
府中1400よりタフと言われるコース設定に加え、例年天気があまりよろしくない。
ここ5年で3回の道悪競馬。馬の体感的には1400より1600あたりのスタミナが要求される消耗戦である。
過去の好走馬の名前を見ると、ヘニーハウンド、サドンストーム、インパルスヒーロー、サトノルパン、ヤマカツエースなど、古馬になっても活躍している実力馬が並ぶ。
決して一本調子のスピード馬では乗り切れない激流だ。
ハナ切って活躍中の注目馬ボンセルヴィーソ
そこへきて今年の注目馬が目下、逃げに活路を見いだしたボンセルヴィーソである。
彼自身、デビューから逃げ宣言していたわけではなく、前々走デイリー杯で初の逃げ戦法に出て殊勲の2着。
朝日杯では「フロックだろ」という声の中、それじゃあってんでまた逃げて12番人気3着に粘ってみせた。
この馬が相当な実力を持っていることは間違いないが、なにしろ今度の舞台は中京1400。
あの逃げ馬泣かせのコースである。
中京1400といえばお約束がある
ファルコンS最近の勝ち馬の3、4角通過順を並べると、
12年 14ー15(番手)
13年 10ー9
14年 13ー15
15年 4ー3
16年 12ー12
あらら、見事に差し追い込み天国の様相。
勝ち馬だけでこれだから、2、3着にはもっとたくさんの差し馬が来ている。
07年(1200時代)サクラゼウスがハナ切って3着になって以来、一度も逃げ馬の馬券圏内突入はない。
そもそも、未勝利や3歳戦で中京1400を走れる馬の特徴は、
▼下級条件、3歳戦では前残りもある
▼人気どころが堅実
▼距離経験はないよりあったほうがよい
と、古馬戦とは少し違う感触のはず。
ならばボンセルヴィーソだって粘れるんじゃないかい?と肩を持ちたくなるが、重賞まで来ると先行勢の不利はいかんともしがたいようだ。
それじゃあ追い込み馬を探すとするか
例年の各馬通過順を調べてわかったことが2点ある。
それは、
▼前後いずれにしろ、極端な位置で自分の競馬に徹することができる馬の成績が良い
▼しかしながら、当日初めて(or久しぶりに)追い込みにチェンジしてみた馬もハマっている
ということ。
なんだ、当日まで追い込み馬はわからないのか!と言うなかれ。
ここ5年の勝ち馬中4頭に関しては、
▼2歳戦(→重要。前走ではない)で1回は道中10番手以降の競馬を経験している
という共通項がある。
これが「当日追い込み馬」を見抜く真のサインだ!