どうしても疲れが取れない人が簡単に試せるあるひとつの方法
- 2018/02/13
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どうしても取れない
最近、何だか疲れている、なかなか疲れが取れない、あまりよく眠れない――これってやっぱり歳のせいだろうか。こういうお悩みをひそかにお持ちの方は多いのではないでしょうか。毎日遅くまで働いているのだから疲れるのは当たり前、ちょっと疲れたくらいで愚痴愚痴口にするのはみっともない、いやいや、疲労というものは長い間蓄積していくと、重篤な症状の原因になったりすることも有るほど実は恐ろしいものなのです。たまった疲れはできるだけ早く取ってしまったほうがいいのは当たり前ですよね。
ある方法
いままで色々と疲れを取る方法をやってみたけれど、なかなか改善しない、という方に一つご提案です。実行は極めて簡単、効果は……ひとまず筆者が実践したところでは、ぐっすりと眠れる、眠りが深くなって翌朝の目覚めがすっきりとしたように感じています。
その方法とは仕事が終わってから皆さんがしている習慣の順番をちょっと入れ替えてみるだけ、という実に簡単な方法です。
食事と入浴
皆さんは仕事が終わって、自宅に戻られたらまずどうしていますか。おそらくではありますが、だいたいが食事をして、晩酌でもしながらテレビを少し見て、それから風呂に入って、就寝というのが典型的なパターンなのではないでしょうか。
今回、ご提案する方法はこの食事と入浴の順番を入れ替えてみましょう、というものです。そうです。まず家に帰ったらゆっくりと入浴をして、その後に食事をするという事です。
理由
入浴をすると体が温まり、リラックスした気分になります。身体の汚れも落ちた感じで気持ちもさっぱりします。そのまま就寝するというのも、身体のリズムに非常に合っているように感じられます。ところが一見リラックスしていそうな入浴時の身体の状態というのは、身体が暖められて体温が上昇するため、これを抑えようと心臓が鼓動を早めて、血液の循環を早めています。つまりリラックスしたと思えている身体は、実はお風呂の中のほうが非常に忙しく働いているわけです。
人間がリラックスしている時は副交感神経が優位になると言われていますが、実は入浴中は身体活動をスムーズに行うための交感神経のほうが優位に働いています。交感神経は『昼の神経』などとも呼ばれている神経ですから、入浴時はいかに身体活動が活発であるか、という事です。
副交感神経
一方で食事を採っているときは副交感神経が優位になるといわれています。副交感神経は交換神経とは逆のは働きをすると言われており、心がリラックスした状態の時に活動をすると言われています。従って睡眠時などでも副交感神経が優位になると言えます。
ここまでお読みになって何となくおわかりいただけたのではないか、と思いますが、つまり今までの食事→入浴→就寝というスタイルを交感神経の働きに置き換えてみると、副交感神経→交感神経→副交感神経という流れになり、いったんリラックスした身体が入浴によって又、活発化されてしまっている事がご理解いただけると思います。これを入浴→食事→就寝という流れに変える事で、副交感神経が優位になったままの状態で就寝することができるため、よりスムーズに身体を休めることができる、というわけです。
ただ、食べてすぐ寝る、というわけですから胃に負担がかかりやすいという点は留意する必要があります。従って食べるものはできるだけ消化の良いものにするなど、胃に負担をかけないで就寝する事を心掛ける必要はあるか、と思われます。
いかがでしたでしょうか。実行は極めて簡単ではないですか。どうしても疲れが取れにくい、とお悩みのあなた、是非お試しになって見ることをおすすめします。以上、参考になりましたら幸いです。