真にかっこいいオヤジを目指すなら、「野原ひろし」に学ぶべし!
- 2017/07/31
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意外にも高スペックな野原ひろし
「野原ひろし」をご存じでしょうか。言わずと知れた「クレヨンしんちゃん」の登場人物で、「野原しんのすけ」の父親です。野原ひろしは、作中では「うだつの上がらないパパ」として描かれていますが、冷静に見ると「商社勤めで年収650万円」「一軒家の持ち家に住み、車も所有している」しかも「35歳で係長」、そして身長180㎝という高身長に加え「声が良い」など、現実的に、これらの条件を超える男性を探すことは意外に難しいことが分ります。
野原ひろしのカッコよさを語る際には、こうした「勝ち組的なスペック」が話題になったりしますが、彼の持つ本当のカッコよさは、こうしたプロフィールではありません。例えば「浮気をしない」「妻と子供に優しい」という側面もその一つです。ここでは、そんな野原ひろしの「真にカッコいいオヤジ像」を学ぶべく、彼の生き方や名言を紹介していきます。
どんな時でも会社に向かう…それがサラリーマンって奴なのさ
このセリフは、作中で何気なく登場しますが、非常に奥の深い言葉です。自らを奮い立たせるための前向きな意思だけではなく、良くも悪くも「日本の企業が従業員に求める忠誠」がどれほどのものかを表しています。また、これとは別に「学校での成績が良いからといって社会で認められるとは限らない」「自分が正しいと思うことでは、前には進めない」など、社会の厳しさを説くセリフがよく登場しますが、本当の意味で「社会で生き残るために必要な考え方」を教えてくれている気がします。
自分一人ででかくなった気でいる奴はでかくなる資格はない
人間は、社会で生活している以上、人との関わり合い、人からの協力が不可欠です。仕事においても、「自分一人の功績だと思っていた成果」は、実は携わる全ての関係者や上司、部下など、本人の意図に関係なく色々な人のおかげで成り立っています。そうした事も理解せずに「全部自分のおかげ」と考える、つまり「他者へ感謝する気持ち」を持たない男は、偉そうにする資格がないということでしょう。周りへの感謝を忘れない姿勢こそが、カッコいいオヤジの条件ではないでしょうか。
見えないところで友人のことを良く言ってる人こそ信用できる
いわゆる「人に対する判断基準」です。対面している相手に対して美辞麗句を並べるのは簡単ですが、これらは「相手の気を良くする」というメリットが動機となっていますが、「本人のいない場面で良いことを言う人間」は、信用に足る人物ではないでしょうか。打算を抜きにして人の良いところを素直に認められる姿勢こそが、カッコいいオヤジの姿と言えます。
俺の人生はつまらなくなんかない、家族のいる幸せを、お前達に分けてやりたいぐらいさ
野原ひろしは、「本当の幸せとは何か」をよく理解していることが伺える名言です。真の幸福とは、高級車に乗ることでもなく、社会的地位を得ることでもなく、ましてや世界征服などでもなく、「愛する家族と一緒に過ごせること」だと堂々と言える彼の姿勢は文句なしにカッコいいものです。