痴漢に間違われないためのオヤジの対処法7つ
- 2017/05/28
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痴漢冤罪に怯えるオヤジたち
「この人痴漢です!」
このひと声で一人のオヤジの人生と家族の幸福が終了します。本当に痴漢をしたのなら自業自得でしょうが、真実など問題ではない状況があるから問題なのです。大袈裟な話ではなく、もう大昔から続いている状況です。近年は、警察庁の通達(片方の言い分に偏らず、物証を重視した捜査をとの趣旨)などもあって、助かっている人も少なくはないようですが、まだまだ安心はできません。
大阪で男女のコンビがターゲットをロックオンして痴漢でっち上げをした話はあまりにも有名です。女が怖くなって自白したために明るみに出ましたが、黙っていればどうなっていたことか…。それを考えると、無実を証明されていない冤罪被害者がいても不思議ではありません。
また、何度も同様の痴漢被害を訴えて、その度に示談金を受け取っている女子生徒の話が「不自然でおかしい(はっきり言えば示談金狙いのでっち上げの疑いが濃厚)」ことも含めて無罪となった男性がいます。ところが、この男性が損害賠償請求を起こして負けるという異常事態まで起きています。どうなってんだ?この国は…。と思ったオヤジも多いはず。もちろん、本当の痴漢被害者がつらい思いをしていることは言うまでもありません。
そこで、痴漢に間違えられないために、公共交通機関内におけるいろいろな対処法が考えられています。
ある程度の効果が見込めるオヤジなりの対処法
では、早速その対処法を確認しておきましょう。
・両手を吊り革に…触れる状態ではないことを周囲にアピールする作戦です。あまりにも一般的な手法ですが、守る側からすれば合理的な手法でしょう。しかし、効果の程は一定レベルとしか言えません。その理由は、1秒たりとも吊り革から手を離していないことの目撃証言を得られるとは限らないことです。他人をそこまで見ている人は多くありませんし、みんな忙しくそれぞれの目的地へ行くためです。
・女性から離れる…そこにいなければ触りようがない。間違っても女性の逃げ場を塞ぐような位置に立たない。これも有効ですが、満員電車で思うように行かないこともあります。また、女のほうから(意図はなくとも)近付いて来られればダメです。
・ニューハーフを演じる…女を触る理由がない。これは、短期決戦向きの戦法であり、捜査段階になったら逆効果です。ホンモノのニューハーフなら別ですが。
・少しでも意図しない接触があったら謝る…犯人がわざわざ謝らないだろうとの心理に訴えます。しかし、それが却って怪しいと思う女性もいるでしょうし、欧米人などの外国人なら謝罪は自白と解釈します。
・カップルで乗車する…パートナーを連れているオヤジが痴漢を働くと思う人は少ないでしょう。あくまでも「少ない」ですが…。
・とにかく目立つ…周囲の視線を集めるような行動をします。犯罪以外の。痴漢をしていないことの目撃者が多数生まれるでしょう。ヒンシュクを買うかも知れませんが、痴漢に仕立て上げられるよりはマシです。
・利用しない…公共交通機関を利用しないことこそ、最も根本的で有効な痴漢冤罪を防ぐ対処法です。ただ、これを実践できるオヤジがどの程度いるかが問題です。できることは、時差出勤で混雑を避けることくらいでしょうか。
以上主な7つの対処法を確認しました。マイナス面も知っておかないと安易な実践はできません。また、痴漢冤罪の現場では、「絶対に不可能と言い切れない状況なら、触ることは可能だから触ったに違いない!」という理屈をこねる人種が実在することを忘れてはいけません。
もし、痴漢呼ばわりされたら逃げろ!という弁護士もいるくらい、オヤジの人権は安いようです。国会議員はなにをしているのか。不幸にも捕まってしまったら、警察官には「繊維痕検査」などの科学捜査を申し入れましょう。言わなくてもやってくれるでしょうけど。真実はひとつ!