2年10カ月ぶりの「日食」で盛り上がったが次の「日食」「月食」はいつ?

  • 2019/01/20
  • ライフスタイル・娯楽
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2019年いきなり日食の幕開け

2019年いきなり日食の幕開け
2019年が明けて仕事もまだ手に付かない1月6日の朝から昼前にかけて、部分日食が日本の東日本を中心に見られました。
その微妙なタイミングのせいもあってか、ファンの間では結構、盛り上がっていたようですが、総じてそれほど世間の共通話題にまではならなかったかもしれません。
それでも日本で見られるのは実に2年10カ月ぶりのことですので、日食とはなかなか珍しいものなのです。
ところが天気も日本海側では曇り空で見えず、太平洋側でしか見れなかったことでがっかりした人も多いようです。
見ようと思って見えなかった人やお正月で忙しくて気にもしなかった人などには、次の機会が待ち遠しいでしょう。
早々にチャンスはやって来ませんが、急に「明日は日食です」などとニュースで言われても見失うことにもなりますので、あらかじめ押さえておきましょう。

・月食ファンも多い
また、見るのに眩しい日食よりも月食の方が好きなファンも多いかと思われます。
月食についても日程がわかっていますので、あらかじめスケジュール帳にチェックを入れておけば見落としも防げるのではないでしょうか。
余裕があれば、より良く見える地域に旅行に出かけたりしている人もいます。
それもしっかり日程を押さえておかないとできないことです。

 

日食と月食の仕組みの違い

日食や月食はどうして起こるのかを知れば、確かに珍しい現象であることがわかります。
いずれも広い宇宙の中で希少な位置関係にある時にだけ発生することがわかるでしょう。
ところが、思うよりは意外と案外と頻繁にあるものでもあります。
しかし観測地を日本に限定すると、日食も月食も見られるチャンスは限られてしまいます。
しかも雲があるだけ見えなくなりますので実際に見られれば幸運が重なる必要もあるのです。

・日食の仕組み
太陽と地球との間に月が入って太陽を隠してしまうものです。

・月食の仕組み
太陽で照らされている月と太陽との間に地球が入って地球の影が月を隠してしまうものです。

 

これからの日食

・2019年7月3日
皆既日食ですが、南太平洋から南大西洋にかけての地域からしか見られません。
チリやアルゼンチンまで出かけることになります。
日本は地球の反対側に当たりますので、部分日食にもかかりません。

・12月26日
太陽がリングのように光って見える金環日食ですが、中東、インドから東南アジア、インドネシア方面での観測となります。
日本では皆既日食としては見られませんが、部分日食であれば昼過ぎから夕方にかけて見られます。
最大で沖縄地方で5割くらい欠けてくれるようです。

・期待の皆既日食
正直言って部分日食は眩しくて見づらいものです。
やはり昼間なのに真っ暗になると言われる皆既日食に人気があります。
これは世界のどこかで毎年、2回のペースで見られます。
しかし、日本で次に見られるのは2030年6月1日と遠い将来の話となっています。
それよりは皆既日食観測ツアーを計画するのがおすすめです。

 

これからの月食

・2019年1月21日
皆既月食ですが、アメリカ大陸方面からしか見られません。
これも日本では部分月食にもかかりません。

・2019年7月17日
部分月食で日本の中国四国地方より西の地域で見られます。
午前5時2分からかけ始め最大に欠ける時間は午前6時31分、終わるのは午前8時00分とされています。
ただ途中で月が沈んでしまい見えなくなりますので、開始時間に遅れないようにしたいものです。

・期待の皆既月食
月食の醍醐味もやはり明るい月夜が真っ暗になる瞬間でしょう。
これは2022年11月8日と随分と先の話にはなります。
ただ日本のどこでも見られ、その瞬間も午後8時頃とベストタイミングなのです。

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