ポケベルの歴史に幕が!オヤジの青春時代の必需品を振り返る

  • 2018/12/20
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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ポケベル

ポケベルの歴史に終止符!

ポケベルのサービスは、2019年9月30日に終了します。オヤジ達にとってポケベルは、青春時代の必需品であり、思い出深いものではないでしょうか。

固定電話でのやり取りをしないで、彼女と連絡が取れるようになったポケベルには感謝しているはずです。それだけに、ポケベルの歴史に幕が下りるのは寂しいものです。今回は、そんなポケベルについて振り返っていきたいと思います。

 

ポケベルの初期段階!

ポケベルが日本で登場したのは、1968年のことです。ポケベルがブームとなり、一気に普及したのは1985年ごろからとなっています。つまり、ブームになるかなり前から、ポケベルは存在していたのです。

ただし、このときの使用方法は、一般の電話からポケベルに一方的に呼び出し信号を送るだけで、受信した側はそれを見て、固定電話や公衆電話から送信者へ電話をかけるという形でした。そのため、ポケベル初期の段階では、使っていなかった方も多いのではないでしょうか。

 

一気に普及してブームに!

ポケベルが一気に普及していったのは、1985年ごろからです。この理由は、通信自由化によって、多くの企業が参入し、各地域でサービスが開始し始めたからです。そして、このタイミングで10文字程度の数字列を送ることができるようになりました。

この数字列を送ることができるようになったのは大きかったです。なぜなら、数字列を送ることができることで、語呂合わせなどを利用してメッセージを送ることができるようになったからです。イメージとしては、「0840」=「おはよう」などが挙げられます。

ポケベルのブームを作ったのは女子高生ですが、これによって当時若者だった現オヤジ達もポケベルを使ったのではないでしょうか。まさに、オヤジにとってポケベルは青春時代の必需品だったはずです。

 

携帯電話の登場で衰退へ…

一時代を築いたポケベルですが、衰退していくことになります。1995年になると、PHSサービスが開始されました。これにより、ポケベル利用者がどんどんPHSに移動していったのです。

また、携帯電話も急速に普及し、どんどんポケベル利用が減っていきます。時代の変化とともに通信機器も変化し、いつの日かポケベルを利用する方はほとんどいなくなってしまったのです。

そして、2019年9月末でポケベルのサービスは終了します。現在でも約1500人ほどがポケベルを利用しているとのことですが、時代の流れには勝てません。オヤジの青春の必需品だったポケベルは、無くなってしまうのです。

 

懐かしいメッセージを紹介!

ポケベルの歴史を振り返ってみましたが、懐かしいのは数字を使ったメッセージではないでしょうか。そこでここでは、懐かしい数字のメッセージを紹介していきます。

まず挨拶などでは、0833(おやすみ)や3470(さよなら)、8181(バイバイ)などがありました。また、待ち合わせでよく使ったのは、10105(今どこ)や1056194(今から行くよ)、1052167(どこにいるの?)などを使ったはずです。

他にも、49106(至急TEL)や114106(愛している)、33414(寂しいよ)なども使ったのではないでしょうか。昔使ったポケベルのメッセージを思い出し、懐かしんでみてください。

 

ありがとうポケベル!

今回は、ポケベルについて振り返ってみました。ポケベルは、一時代を築いた通信機器であり、オヤジにとっては青春時代の必需品です。それだけに、2019年9月末でサービスが終了してしまうのは、やはり残念な気持ちもあります。

しかし、これも時代の流れと考えれば、しょうがないことなのでしょう。ポケベルがPHSや携帯電話となり、そして現在ではスマートフォンに変化してきました。今後も、どんどん変化していくのかもしれません。

いずれにしても、ポケベルには感謝の気持ちでいっぱいです。ポケベルには999(サンキュー)と伝えたいオヤジが多いことでしょう。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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