「2018ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネート。「GAFA(ガーファ)」って?
- 2018/11/23
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流行語大賞にノミネートされた「GAFA(ガーファ)」
2018年も残り少なくなり、毎年恒例の「2018 ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネートも発表されました。「金足農旋風」や「eスポーツ」、「(大迫)半端ないって」など、2018年に話題になった言葉の数々がノミネートされています。
ノミネートされた言葉の中には、「GAFA(ガーファ)」という言葉もありました。オヤジの中には、GAFAとは何なのかわからない方もいるかもしれません。しかし、デキるオヤジなら、GAFAとは何なのかを知っておくべきです。
そこで今回は、ユーキャンの流行語大賞にノミネートされたGAFAとは、何なのかについて紹介していきます。
「GAFA」とは?
GAFAとは、アメリカの4つの巨大企業の頭文字をとった造語のことです。4つの巨大企業とは、「グーグル(Google)」「アップル(Apple)」「フェイスブック(Facebook)」「アマゾン(Amazon)の4つの巨大企業のことを指しています。
いずれも、アメリカの巨大IT企業であり、世界的に影響力を持っています。日本でも、この4つの企業を知らないという方はいないでしょう。
「GAFA」の特徴とは?
GAFAの特徴は、アメリカの巨大IT企業という共通点とは別に、ある特徴があります。それが、「個人データを集約して活用している」ということです。GAFAとされているいずれの企業も、個人データを集約するプラットフォームを確立しています。
例えば、グーグルは検索エンジンやオンラインサービスを提供することで、個人データを集約することができ、個人に適している広告を配信できるようにしています。アマゾンなら購入する際に、個人情報が必要であり、個人データの集約が可能です。
このように、GAFAは個人データを集約することができます。そして、それが「世界的な脅威になるのでは?」との見方がされているのです。
「GAFA」は世界的な脅威になり得る?
GAFAが世界的な脅威になり得ると考えられている理由は、市場の独占にあります。例えば、検索エンジン市場では、グーグルが世界で約92%のシェアを占めているとされています。また、フェイスブックもSNSで独占状態にあるとされているのです。
市場が独占され、なおかつ個人データを集約されているとなれば、戦略的に大いに有利です。他の企業では太刀打ちすることは難しいでしょう。そのため、GAFAが世界的な脅威になるのではとの見方がされているのです。
確かに、GAFAは世界中の人に便利なサービスを提供しているかもしれません。しかし、GAFAは便利さを利用して、情報の囲い込みを行なっているのです。そのため、世界にとって脅威の存在でもあるのです。
「GAFA」への対策について
GAFAへの対策は、各国が行っている状況です。ヨーロッパでは、EUが「EU競争法」に違反しているとして、Googleに警告を行っています。さらに、デジタル多国籍企業への課税強化を検討する方向で一致しています。
日本では、2016年12月に「官民データ活用推進基本法」を成立させ、GAFAへの対策を行うように動いています。しかし、現状としては後手に回っており、GAFAへの対策は不十分と言えるでしょう
デキるオヤジは「GAFA」に注目すべき!
このように、2018年に「2018 ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた「GAFA」とは、アメリカの巨大IT企業でグーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンの4社の頭文字をとった造語です。
GAFAは、個人データを集約するプラットフォームを確立しています。そのため、情報の囲い込みができるため、世界的な脅威になると見られています。逆に言えば、デキるオヤジとしては、GAFAに注目しておくべきです。
また、GAFAへの対策を講じることも重要ですが、利用することもポイントになります。GAFAを利用することで、ビジネスチャンスを拡げることができるでしょう。いずれにしても、GAFAという存在に注目しておきましょう。