え!こんな物までいいの!?燃えるゴミとして捨てられる境界線

  • 2018/04/09
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ゴミの分別のややこしさを知る

ゴミの分別のややこしさを知る
いつもゴミは毎日、奥さんが出しているから頓着も無い旦那もいるかもしれません。
しかし、日本はゴミの分別にはうるさい国です。
各市町村のゴミ分別案内を見れば、それだけでパンフレットができるほど一目瞭然に細かいのです。
我々としては、とにかくその案内通りにゴミを分別するしかありません。
燃えるゴミか燃えないゴミなのかは、およそ常識で見当がつくからと思っていたら思わぬ勘違いもあったりもします。
また燃えるには燃えますが、燃えるゴミではなく紙ゴミとしての区分に入れられるゴミもあります。
現在の焼却技術で燃やせるゴミは、燃えるゴミとするのが基本ではあります。
ただそれだけでなく環境問題から、燃やしてもいいゴミなのかが燃えるゴミの意味するところとなっているのです。
種類毎に分別はされていますが、そもそもどこでどう線引きをしているのか、その根本を押さえれば容易に分別もしやすくなれるのではないでしょうか。

 

市町村によるバラバラ感はある

市町村によるバラバラ感はある
引っ越しをしたら以前は燃えるゴミだったのが燃えないゴミになったり、その反対もあったりします。
この原因は、市町村が使っているゴミ焼却炉の性能や最終埋め立て地の容量などにもあります。
新型で強力な火力のあるゴミ焼却炉であれば、よりその範囲が広げられているのです。
また、最終埋め立て地の空きが少なければなるべく燃やして残渣を減らしたくもなるのです。
自分の市町村のゴミ分別基準とは違うかもしれませんが、一般的な市町村における燃えるゴミに分別される微妙なスタンスにあるゴミは以下の通りです。

・プラスティック製品
カード、CDなど
期限切れになったプラスティックの会員カード、クレジットカードなどは丈夫にできているので迷いますがしっかり燃えてくれます。
CDなども燃えることが想像しにくいものではあります。
燃やせば有毒ガスが発生しそうでもありますが、高温ではそんなこともありません。
ただし、ペットボトルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)というプラスティックでできています。
これはリサイクルの対象になっていますので、燃えるゴミにはなっていません。
他にもプラスティック製品の中で、技術的経済的にリサイクルの対象になるものがあったりもします。
また、プラスティックでも燃やすとダイオキシンや塩化水素が発生するポリ塩化ビフェニール(PCB)は燃えないゴミになります。

・ゴム製品
ゴムは普通に燃やせば悪臭が漂い昔は燃えないゴミとされていましたが、今ではかなり丈夫な強化ゴム製品でも燃えるゴミとして扱われるようになっています。

・革製品
靴やバッグはさすがに燃えにくいとは思えますが、やはり高温では燃えるものです。
問題は付属品として金属が使われている場合があるところでしょうが、取り外しが難しく少量であればそのまま燃えるゴミでかまいません。

 

リサイクルに回すゴミ

リサイクルに回すゴミ
ゴミは可燃物として燃やすゴミと不燃物として埋め立てるゴミの他にリサイクルに回すゴミもあります。
ペットボトルもそうですが、それ以外のリサイクルに回すゴミが資源ゴミとして分別されています。

・プラマークがあるか
今ではスーパーなどで買い物をすると、食材の容器の多くがプラスティックになっています。
他にも容器などににプラと書かれたプラスティックのゴミ識別マークがあれば、これは燃えるゴミではなく資源ゴミとして分別します。
それでも中身がマヨネーズなどの商品では、汚れと一緒になってしまいますので燃えるゴミとして分別します。
それもしっかり汚れを落とせば資源ゴミにはなり、有料となる燃えるゴミを減らすことはできます。

・紙ゴミ
紙は燃えますが、リサイクルされるようになっています。
そこで別に紙ゴミとして分別されるようになりました。
プラスティック容器の一部に使われていれば、分離してゴミに出すのが正しい分別となります。

 

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