Jアラートってそんなに意味あるの?って感じていませんか
- 2017/10/02
- ライフスタイル・娯楽
- 445view
- 教養/知識
- 戦争
- 日本
- 暮らし
- 海外
- 生活習慣
- 軍事
Jアラートが鳴った人の感想
Jアラートが鳴るのを知ってか知らずか、北のロケットマンはわざわざ夜中や早朝に日本の上空を通過するミサイルを打ちたがっているようです。
おかげで早朝にけたたましい警報音で目覚めた人もいるようです。
さらにいつ鳴っても対応出来るようにJアラート訓練なるものも一部の地域では始まっています。
でもミサイルなどに対してこのような対応をしてどれだけの役に立つのか甚だ疑問視もされています。
いたづらに恐怖心を煽られてしまっただけなら何もしてくれない方が、よっぽど平穏無事な暮らしが出来そうな気さえしたと言う人も多いのです。
・Jアラートとは全国瞬時警報システムの通称
このJアラートシステムは、政府によって発したミサイルの発射情報だけでなく地震などの緊急情報を衛星回線や地上回線を通して関係住民へ速やかにメールで知らせるものです。
また、関係自治体の防災行政無線を通じ屋外スピーカーなどで広報も行います。
元々ミサイル対応の為では無く2007年から運用が開始されたものです。
ミサイル攻撃にJアラートは役に立つのか
しかし天災ならともかく北朝鮮からのミサイルは発射後、わずか数分で到達するものです。
いくら瞬時に送信してくれたところで「あぁ、そーなんだ」と思うだけでしょう。
出来る事はその場でしゃがみこんで頭を手で覆う事くらいでしょうが、そもそも上空を通過するだけでそんな必要があろうはずもありません。
それも目にも見えない遥か宇宙空間を飛んでいるのであれば人工衛星が飛び交っているのと大して変りもありません。
落下物の可能性こそあると言っても、ほぼ間違いなく自分の近所に落ちるなどは誰もが無いとしか思っていません。
実際に先のミサイル発射でJアラートが反応して携帯が鳴った人や防災スピーカーの音声を聞いた人は、テレビを見たりツイッターをチェックしたりして誤報では無いかを確認した事でしょう。
そうこうしている間にミサイルはアッと言う間に通過してしまうのです。
これがもしも直撃弾であったらその間にやられてしまっています。
そんなメールなんか何になっているのかと思いますが、やはりあるだけでも大きな違いはあるのです。
安心感が与えられる
万が一の場合に一瞬早く身を伏せただけで熱、光や爆風のダメージは大きく減らす事が出来るのです。
外に居たのなら建物の中に入っただけで生命が助かる可能性は格段に大きくもなります。
これはわずか数十秒でも数秒でも対応可能な行動です。
それでも水爆が積まれていればどうせ助かりっこないと思うのも早計なのです。
一瞬、早く頭を下げただけで脳への損傷を軽減して命が救われた事は原爆被害者の中にもたくさんいるのです。
実際にはどれだけの効果があるかはその時と場合によるのですが、そういう手段を持っていると言うのはこの上ない安心感となるものです。
ミサイルが飛んできても何の準備も無いよりは何らかの準備があると言うのは、メンタル的に安心感を与えてくれるのです。
これがJアラートの実質上の最も大きなメリットだとも言えます。