電気自動車とハイブリッドカー令和に買うならどっち?

  • 2019/05/22
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平成から令和になって、何やらまた年越しがあったような和やかムード。昭和から平成に改元されたときはこんなお祝いムードでなかったのでずいぶんと変わったような、、。平成の車ブームに何があったかイマイチ思出せないで悩んでいるオヤジに捧げる去り行く平成の車ブームを振り返る企画の第3弾。さぁ、粛々とはじめましょう。

 

エコカーブーム

エコカーブーム
①ハイブリッドと電気自動車
「21世紀に間に合いました。」のキャッチコピーで登場したのが、トヨタのプリウス。プリウスは、トヨタ初のハイブリッド専用車です。1997年に登場したプリウス。1995年第31回東京モーターショーに展示されたので開発は90年代はじめからでしょうか。開発費から販売価格を逆算すると、約1000万円にもなりましたが、トヨタの大英断で215万円。「21世紀へGO!」から215の販売価格になったのだとか。まぁ、ハイブリッド車を世に普及するためには格安で販売しなければならなかったのでしょう。初代プリウスの車格はカローラと同じくらい。215万円の価格では、カローラやカリーナの上級グレードと同じ価格。しかし、車格がカローラと同じなのでカローラ並みの価格にはできないのは当たり前でしょうね。燃費は、29km/Lと、当時の1500ccファミリカーのほぼ倍の燃費性能でした。初代モデルは、500万円で販売しても大赤字と言われましたが、2019年現在では800万台にも及ぶ販売台数で世界にハイブリッドを広めたのです。初代こそ赤字だったかもしれませんが見事に2代目から挽回してトヨタの稼頭のトップに立ち続けています。

国内メーカーでは、日産とホンダそして三菱が独自にハイブリッドを開発しています。ホンダは、ハイブリッド専用車のインサイトがあります。初代インサイトは2ドアクーぺ。2代目は、プリウス風のセダン。3代目は、かなりゴージャスなセダンにモデルチェンジするたびに驚くような生まれ変わりをしています。

日産は、ハイブリッド専用車はありません。しかし、日産には販売台数で世界一を誇る電気自動車リーフがあります。航続距離もモデルチェンジを重ねるたびに伸ばしているのでハイブリッドモデルやガソリンエンジン並みに使い勝手が良くなってきていますね。さらに日産は、駆動にモーターを使用して発電にはガソリンエンジンを用いたノートeーPWERを発売して一時販売台数のトップの座をトヨタから見事奪いとりました。日産は、ハイブリッドよりは電気自動車のほうに力を入れているようです。

マツダでは、燃料代が安いディーゼルエンジンに着目してスカイアクティブDエンジンを開発して、積極的に搭載モデルを増やし、現在ではOMEの軽自動車とスポーツカーのロードースター以外のモデルにはガソリンとクリーンディーゼルエンジンの両方が用意されています。

また、トヨタと業務提携を結んだスバルとマツダにはトヨタのハイブリッドシステムの技術が提供されています。スバルXVハイブリッドやマツダ・アクセラハイブリッドなどがそうですね。

トヨタとホンダでは、ハイブリッドの先を行く燃料電池車(燃料は水素)があります。トヨタ・ミライは世界初のセダン型燃料電池自動車として2014年に登場しました。ハイブリッドと違い、水素を燃料とするので電気自動車と同じゼロエミッションになります。航続距離は、満タンで650kmとガソリンエンジンに比べても遜色ないもの。しかし、水素ステーションのインフラ整備やミライの車両価格が約730万円が災いしてか販売台数は伸び悩んでいます。

ホンダ・クラリティは、PHEVとEVそして燃料電池車と3つのパワーユニットを搭載するモデルです。2018年にPHEVが発売となっています。

②ダウンサイジングターボ
ターボは、80年代にはやった限られた排気量でより馬力を獲得するためのモノ。当時のターボエンジン搭載モデルに乗るとターボの唸りがヒュンヒュン聞こえてターボ車に乗ってるが実感させれました。まぁ、馬力を得るためにはそれだけガソリンを食うことになるので燃費は悪化するのは当たり前。そんなことから、ターボ=燃費の悪いエンジンの印象があったせいか、国産車でダウンサイジングターボエンジン搭載の販売台数は伸び悩んでしまいました。

ホンダのステップワゴンは、現行モデルが登場したときダウンサイジングターボモデルしかなく奥さんたちの偏見からかなり苦戦を強いられました。

しかし、ヨーロッパではハイブリッドよりもダウンサイジングターボが主流になっています。逆にハイブリッドのほうが海外ではなじみが薄く日本で売れていないガラパゴス状態担っていたのでした。国産メーカーも海外で売れるダウンサイジングターボで頑張りたいとの意思からか現在ではようやく受け入れられるようになってきました。

最近では、パワーユニットがハイブリッドとダウンサイジングターボの2本立てモデルが多くなってきたことも輸出に関係していることからでしょうね。

③コンパクトカーのダウンサイジング
コンパクトカーでは、直4エンジンから直3エンジンに気筒数を減らし排気量を減らすダウンサイジングも進みました。日産・マーチやトヨタ・パッソそして三菱・ミラージュなどがそうです。ただ、コンパクトカーのダウンサイジングの潮流にあってもスズキ・スイフトなどは頑なに直4エンジン搭載にこだわっています。やはり、直3と直4エンジンは乗り味が違うもの。半数以上ものコンパクトモデルが直3エンジンとなった今。直4エンジン搭載のコンパクトカーを選ぶのなら今しかないかもしれませんね。

この記事の作者

Rc.オガ
Rc.オガ
オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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