パソコンをWindowsからMacに乗り換えるメリットは?
- 2017/05/02
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もうWindowsはダメかもしれない……
日本の場合、スマートフォンはApple社のiPhoneが一番人気です。画面がきれいでレスポンスが良く、アプリが充実しているのが魅力です。タブレットのiPadでも同じことが言えます。
それなら同じApple社から販売されているパソコン「Mac」も、きっと良いに違いないと思うかもしれません。WindowsのパソコンはOSのバージョンが上がるたびに動作が不安定で、使い勝手が悪くなり、限界を感じている人は多いでしょう。けれども、この2つには大きな違いがあります。乗り換えるには、そこを理解しなければいけません。
直感的に使えるのが大きなメリット
まず、「Mac」とは「Macintosh」の略で、Apple社が販売するパソコンのブランド名です。2017年の時点ではモニタと一体になった「iMac」や、ノート型の「Macbook Pro」、「Macbook Air」が主流です。
Windowsとの大きな違いは、OSが独自のMacOSであり、Apple社のパソコンでしか動作しないことです。Windowsのようにパソコンのメーカーを選ぶ楽しさはありませんが、OSとパソコンの親和性は高く、不具合が発生しづらいというメリットがあります。
また、Macは直感的に使えます。設定もWindowsに比べればずっと簡単なので、パソコンの専門知識がほとんど必要ありません。そのため、かつては編集や画像処理、音楽制作などクリエイティブの現場で愛用されていました。その頃から本体もソフトも値段が高いのは難点ですが、それに相応するだけのクオリティがあります。
インターフェイスの違いに要注意
Windowsから乗り換える時は、いくつか注意しなければいけない点があります。まずはキーボードの配列が異なることです。ショートカットの方法も異なり、Windowsは主にコントロールキーを使いますが、Macでは代わりに「コマンドキー」を使います。何よりも標準で付属するマウスのボタンが1つしかありません。マウスをクリックする指の位置をセンサーが感知するので設定で右クリックの機能も使えますが、これまでWindowsを使っていた人は、こうしたインターフェイスの違いに戸惑うでしょう。
文字変換も標準で入っているIMEは、もともと日本語に強くない上に、賢くない自動変換までするので、慣れないうちは正しい文字を選ぶのに苦労します。AndroidやWindowsでおなじみの「Google入力ソフト」など、早々に他のIMEに変えた方が良さそうです。
オフィスソフトは標準で「iWork(Pages,Numbers,Keynote)」がインストールされています。WordやExcelのファイルを開いたり保存したりできますが、完全に互換性があるわけではなく、使い勝手はかなり異なります。Mac用のWordやExcelがあるので、仕事上必要なら別途購入しましょう。
「Macはウイルスに感染しないからセキュリティソフトは不要」という意見がありますが、これは間違いです。Windowsに比べてウイルスが少ないだけで、インターネットに接続している限りはリスクがあります。
Boot Campで2種類のOSを使える
Macにしかないソフトがある一方で、Windowsにしかないソフトもあります。両方とも使う場合は、それぞれのパソコンを持っている必要がありますが、Macなら1台で両方のOSを利用できます。
その役目を果たすのが、あらかじめ付属している「Boot Camp」というソフトです。再起動でMacOSとWindowsOSを切り替えられるようになります。最新モデルであればWindow8.1以降を問題なくインストールできます。WindowsパソコンにMacOSをインストールすることはできないので、両方使えるのはMac独自の強みと言えるでしょう。