世の中の女子はそれを、包容力と呼ぶんだぜ!!

  • 2017/04/27
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女子の春の風物詩といえば

女子の春の風物詩といえば?
春ですよね、薄着になる季節です。というわけで、世の女子たちはムダ毛の処理に励んだり、ダイエットを志したりする。
女子がそんな状態に陥るのは、この時期のスギ花粉と同じ風物詩ですから、今さら気にもならないのですが……その一方で、非常に気になることが一つ。
「ダイエットのために、あたしもジムに通おうと思うんですけれど、腕とか足とか太くなったらいやだなって……」
これって、すっごい気になりません? 筋トレをしている人ならば、100%気になるはず。
というか、かなりカチンと来る一言のはず。

あのなあ、腕とか足とか太くするのに、どれだけの努力が必要かわかっとるんかい!!
近年、慣れないジム通いをしているからこそ、カチンときて思わず口走ってしまうのです。
「あー。足とか腕、大丈夫だよ。もう充分太いから♪」

 

彼女たちが欲しいのはアドバイスなのか?

こっちは妙齢の女子とは会話も何も合わなくなってきているオヤジですよ。
だから、ダイエット志望女子は気を使って、私がジム通いをしているという情報を元に、話題を作ろうとしてくれているのはわかるのです。
にもかかわらず、そんな心無い一言を吐いてしまう私は、なんとダメなオヤジなんだろうか? と、少しばかり反省してみたり、どんな会話を返すのが正解だったのかと思いをめぐらしてみたり。
でもねえ、そこで「筋肉をつけることでエネルギーを消費しやすい体を造れるから、ジム通いはおススメだよ。筋トレの後には20分ぐらいの有酸素運動を忘れずに」なんぞといってみても、絶対に正解の回答にはならない。「わー犬助さん、ダイエットに詳しいんだ!!」とはならないのです。

 

結局は承認欲求を満たすことに帰結するのです

結局は承認欲求を満たすことに帰結するのです
では、どんな回答を返すのが正解なのか?
「ん? ダイエットしてキレイになって、また誰かをトリコにしようってのかい、憎いね」なんていってしまうと不正解、下手するとセクハラ案件になってしまいます。
「おっ! これからの季節、ダイエットがんばっちゃうんだ。いつも仕事も一生懸命だもんね、頑張りすぎて体なんか壊さないでね」
……多分、これが大正解。
なぜなら、女子は承認欲求の固まりだから、頑張ろうとしている私をアピールしたいから。
だからこその、ジム通い・ダイエット宣言なのです。
そんな女子は認めてあげなくてはいけません。
多分、大正解の回答は100点満点の70点ぐらい、これと同じセリフを男前の男子が口走ったら、恐らくカウンターがエラーを吐くほどの高得点となるでしょう。

 

さらに、その上から承認欲求をくすぐるのだ

さて、それから1カ月たったとします。
日ごろの会話のタネとして、ジム通い・ダイエットの話題を振ったとしましょう、返ってくる答えは見えています。
「いやー、忙しくって入会すらできてないんですよね」、ええダイエット志望女子の特徴ですね。彼女たちは、絶対にジムに通ったりはしません。
ここで、「何が忙しいねん、昨日も定時に帰ったやんけ!!」などと吐いてしまってはいけません。
「そっか、いつも忙しそうだもんね、頑張りすぎて体壊しちゃダメだよ」……これが正解。
もちろん、ここでも承認欲求をくすぐっておくのが正しいのです。

 

女子に喜んでいただくためには、結局?

女子に喜んでいただくためには結局どうしたらいいのでしょうか。
承認欲求、人間誰しも持っているものですが、世の妙齢の女子の半分は承認欲求でできているといっていいほど、承認欲求で満ち溢れています。
それを、どれだけ満たしてあげられるかが、いい感じのオヤジへの道。
世の中は、恐らくそれを、包容力というのです。
間違っても、物理的に抱擁などをしてしまってはいけません、いわんや法要などもっての外なのです。

この記事の作者

アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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