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今年のカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、ボルボ「XC40」

  • 2018/12/25
  • ライフスタイル・娯楽
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  • アントニオ犬助
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2年連続でボルボが受賞

2年連続でボルボが受賞
選出基準がはっきりしていなかったり、自動車評論家の馴れ合いのムードが強かったり、同じような名前の賞が3つもあったり。「日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)」など、誰も興味を持っていません。以前、こんな風にCOTYをけなした、私、アントニオ犬助です。
今回は、どうせトヨタの「クラウン」か「カローラ・スポーツ」が受賞しますから見ていてください、とも書きました。

ところが、第39回(2017〜2018)のCOTYの発表を聞いて驚かされましたね。受賞したのはボルボ「XC40」、前回の「XC60」に続いて、2回連続してボルボが受賞。これは、どうなっているんだ? と、犬助は考えてしまったのです。

 

スウェーデンの誇りも、今や中国車?

ボルボといえばスウェーデンの誇りで、高い安全性と無骨なデザインが特長。「峠を走る戦車」なんて呼ばれていましたね。しかし、ボルボのイメージが大きく変わったのは、1999年にフォードに譲渡されてから。
プラットフォームやエンジンはフォードと共通って、それではボルボの革をかぶったフォード車じゃないですか?同時期にフォード傘下だったジャガーやアストンマーチン同様、イメージが大きく下がったことをおぼえています。

そしてフォードの業績悪化を受けて、2010年にボルボを買ったのは中国「浙江吉利控股集団」、これがまたもやボルボのイメージを悪くした。だって中国車……スウェーデンの誇りだからこそ、ボルボは輝いていたのではないかい?

 

中国資本の下で「らしさ」を取り戻すボルボ

しかしボルボは死なず、といいますか現在、中国資本の下で絶賛復活中。プラットフォームやエンジンは自社開発を再開、ボルボらしさを取り戻しているのです。
その象徴ともいえるのが、前回のCOTYを受賞したXC60。いかにも質実剛健のボルボらしいスタイルだ。また、徹底した安全技術が注がれている。ミドルSUVとしては圧倒的に進んだ高度運転支援技術が採用されている。正にボルボは、往年の輝きを取り戻しつつあるのです。

 

それでも、COTYに対する不信感はぬぐえない

そして、今回受賞したXC40を見ていくと、XC60同様、魅力的な車であることがわかります。まず、近年流行りのコンパクトSUVということでトレンドに乗っていること。
しかし、日本で売れているコンパクトSUVが既存の単に車高を加えて、外観をイカツクしただけに対して、何とXC40の志の高いことか。

最も安価なモデルこそFFですが、メインは4WDとSUVの基本は抑えていますし、ターボ付きの2,000ccエンジン、ATは8速という組み合わせも魅力的、室内のデザインが良いことや空間の確保も上手いなど、日本のコンパクトSUVが持っていないところを全て持っているのがXC40。もちろんボルボならではの高い安全性能も確保されている。確かに、XC40が良い車であると理解できるのです。

しかし、最後まで引っかかったのが400万円〜という価格帯。
同じ価格帯で競合する日本車ならレクサス・NX、こう考えるとXC40のアドバンテージは一気に弱まるではないですか。

つまり、ボルボ自体は輝きを取り戻しつつあるのは理解できますが、やっぱりXC40がCOTYを受賞してしまうのは何だかなあと。そして、iQの一件以来、トヨタはCOTYに関しては、えらく自重しているな、と勘ぐってしまうのです。

この記事の作者

アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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