ヴィッツ改めヤリスが2019年発売される?その実力とは?
- 2018/09/25
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ヴィッツはヤリスに変わってフルモデルチェンジ
トヨタ・ヴィッツと言えば、ホンダ・フィットに対抗してきたトヨタの人気コンパクトカーです。
これが2019年にその名を「ヤリス」に一新すると言うニュースが飛び込んできました。
しかし、ヤリスでは従来のヴィッツと比べて語呂がしっくり来ない感もあるでしょう。
ヤリスは欧州向けのネーミングであって、レースでも世界をこの名前で転戦していて知名度も高いのです。
そこで一気に世界を席巻する車として統一性を持たせることにしたのです。
10年ぶりのフルモデルチェンジに伴った改名ですが、ネーミングよりその中身こそが気になるところです。
現行の三代目ヴィッツも2010年に登場してから早や8年が経過しています。
この間に自動車の性能も一段と進化していることから、その期待される実力の一端を紹介しましょう。
これがヤリスだと言える特徴
・ダイナミックフォースエンジン
注目のエンジンには、TNGA新世代の「ダイナミックフォースエンジン」が採用されます。
これにより熱効率は世界トップレベルとなり、気になる燃費も現行ハイブリッド車での34.4キロから飛躍して40.0キロの大台に乗ることが予想されています。
また2020年に登場が予定されているハイブリッド車には、このクラスでは珍しい4WDタイプも新設されています。
現行の4気筒エンジンを全て直列3気筒にして小型化しますが、燃焼の電子制御技術の進歩によりレスポンスもトルクも高くさせています。
この他、あらゆる部品が小型軽量化されていますので、運動性能がアップしているとともに居住空間も広くなっているのです。
・TNGAプラットフォーム
トヨタが新開発したTNGAプラットフォームを最初に採用するのがヤリスになります。
車としての乗り心地の良さ、ハンドリングの軽快さなどの基本性能が向上しながら、ルックスの良さの下地にもなっています。
ショックアブソーバーの仕組みも改良され、走るのが楽しくなると期待されています。
・外見も大切
車と言うものも第一印象が大切で、まずは外見から入るのは人間と似たところがあるのです。
今回ヴィッツのフルモデルチェンジでも、トヨタ車のスポーティ化が反映されています。
ボディラインの節々がシャープに削られてフロントグリルは大型化しています。
ポイントになるデザインは、リアフェンダーからハッチに向かって走るキャラクターラインです。
スポーツモデル「GR」に見る実力
今、欧州では、VW・ポロGTI、ルノー・トゥインゴGT、プジョー・208GTiなど高性能コンパクトハッチバックのスポーツモデルが充実しています。
欧州ではコンパクトでありながらスポーツグレードである車に人気があることが影響していると言えます。
世界の流れに合わせてトヨタがカローラなどで推し進めているスポーツ仕様タイプの充実を、このヤリスでも計画しているのです。
そこで2020年以後になりそうですが、ヤリスのトップグレードでメインとなるべくスポーツモデルGRが登場する計画になっています。
ヤリスはラリーでも実績のある車で既に知名度もあり、高性能なシャシーの魅力もあって需要も見込まれます。
GRだけの3ナンバーの幅広ボディと張り出したフェンダーで高速でも安定した走りを感じさせます。
1.6リッター直列3気筒ターボエンジンは、140馬力のハイパワーを出せるものです。
トランスミッションは、標準タイプのCVTとは違って6速MTに新型ハイパワー対応ATが組み合わされたものになるようです。
GRモデルのさらにその先は、最上級クラスとしてウイングを装備、エンジンもチューニングされたモデルも企画されています。