2017年度新車販売首位「N-BOX」の魅力って?
- 2018/06/02
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軽自動車の人気は、税金、ガソリン、タイヤなど維持費が安いことから長らく続いています。国産自動車の販売比率でも軽自動車は40%を突破。もう50%超えする日も近いかもしれません。
昔の軽自動車は、安かろう悪かろうで維持費や車両台が安い分、走行性能や品質が悪くても購入者はガマンしていました。しかし、最近の軽自動車の走行性能や品質は格段に良くなりもはやコンパクトカーをも凌ぐほどに。軽だから安くてもいいのではなく、ワンランク上以上を目指しているモデルが殆どです。
軽自動車の高性能・高品質の先駆けとなったのが、ホンダ・N-BOXでしょう。ホンダのNシリーズが登場したのが2011年のこと。市場マーケティングの結果、軽スーパーハイトワゴンのラインアップがライバルに負けていたことからテコ入れされて開発されたのがN-BOXです。
それまでのホンダの軽ラインアップを見直して車種統合して、登場したのがN-ONEやN-BOXのNシリーズになります。車名のNは、「日本の乗り物」のN。ホンダの軽自動車で大ヒットしたN360から来ているのは間違いありません。
人間と荷物を効率的に、積込めるスタイリングはハイエースやキャラバン、軽自動車ならスーパーハイトワゴンになるのは当然のことでしょう。
軽ナンバーワンの座を争っているスズキとダイハツの後塵を拝していたホンダが起死回生の切り札として登場させたのがNシリーズのN-BOXです。登場して間もなく、ライバルのスズキとダイハツを蹴散らし瞬く間にトップに躍り出たのです。
その勢いは、凄まじいほどで登場以来、2016年を除く都市で販売トップを獲得!発売開始から6年以上たってもその人気は衰えるところはありませんでしたが、さらなる魅力アップを果たしたニューモデルが2017年9月に2代目にバトンタッチされました。
魅力度がアップした新しいN-BOX
さぁ、より魅力度がアップした新しいN-BOXの紹介しましょう。
ベースとなるN-BOXとメッキパーツを活かしたゴージャス仕様のカスタムの2本立てです。ボディデザインは、初代モデルのイメージを踏襲したもの。ちょっと車に詳しくない方には、旧型と新型の区別が分からないかもしれません。ヘッドライトは、フルLEDになりポジションランプは、BMWなどに使われる丸いリング(通称イカリング)に。リヤランプもデザイン一新され大きくなりました。搭載エンジンとシャーシは新設計されたものが採用されています。
目玉は、軽自動車初の室内移動が可能になりました!今までは、5ナンバーサイズのミニバンでしか出来なかった運転席から後席に移動するウオークスル―が可能になったのは実に画期的な事です。雨の日など車外に出て座席を移動しなくてはいけないのは、面倒なことです。車内を土足厳禁にされている方には、わざわざ靴を履かなくてはいけないのでさらに面倒くさいの2乗ではなかったでしょうか。
車内でちょっと休憩したいときや、後席の子供のところに移動したいときなど、抜群に便利になりましたね。助手席側後席は570mmも前後出来るスーパースライドシート(OPで選択可能)があり、一番前側にすれば運転席から手が届くところに後席が来ます。まさに、痛いところに手が届くホンダの良心的な装備です。もちろん、後席はリクライニングや分割可倒も出来て大きな荷物も積載可能。子供用自転車から大人用自転車もそのまま積めてしまうのは驚きですね。
搭載エンジンは、新型の660cc直3DOHC・VTECのNA(58PS)とターボ(64PS)。高速走行や長距離ドライブが多い方には余裕のターボがお勧めです。街中でのチョイノリが多い方には、NAで十分でしょう。VTECは可変バルブ機構が搭載されたエンジンで、ホンダでも軽自動車初となります。VTEC+ターボエンジンでこれまで体験したことのないホンダF-1にミュージックが堪能できるかもしれません。
駆動方式は、FFと4WDがありミッションはCVTのみ。燃費は、NAが27Km/L(JC08モード)でターボが3.8km/L(JC08モード)と、先代よりも軽量化されたことから燃費向上しています。
新しいN-BOXには、グレードに関係なくホンダの先進的安全装備「ホンダセンシング」が搭載され安全運転の向上に。緊急自動ブレーキや道路標識をディスプレイに表示する機能。そして、アダプティブクルーズコントロールも備わり高速での長距離移動での疲労も軽減されています。
価格は、138万5640円(G ホンダセンシング FF)~208万0080円(カスタムG EXターボ ホンダセンシング 4WD)です。