トヨタカローラが最前線にカムバック?
- 2018/05/31
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カローラはトヨタの顔
トヨタカローラは庶民の足を支えてくれた車です。
車のことは何もわからない人でもトヨタカローラにしておけば、ひとまず安全安心な車のチョイスとなったものです。
決して他車より抜きん出たところがあるでもなく、誰にでも好まれる八方美人的な車でもあったのです。
奇をてらわずミスの無い人が出世するのと同じように、カローラは車社会で出世した車なのです。
これこそはまさにトヨタの戦略が前面に出ていた代表的車とも言えるでしょう。
カローラは1966年、市場に登場し1969年から2001年までなんと33年間、販売台数1位の座を譲りませんでした。
累計生産台数も4500万台を超える世界を凌駕したとも言える車なのです。
そのカローラもここ数年は一定の販売数を挙げながらも、一時代に比べればすっかり影を潜めていた感もあります。
しかし満を持してか、そのカローラから新型車が登場することが決まっています。
昨今のトヨタ車の斬新さに乗っかるような新しい顔を見せてくれることは疑う余地もありません。
2018年登場のカローラ
・カローラハッチバックもしくはカローラスポーツ
既に3月にはアメリカで発表されている車ですが、日本での販売はこれからです。
そのネーミングは、ハッチバックともスポーツとも噂されていますが、どちらにしてもいかにもレトロなカローラ感を復活させたものです。
前時代的ではありますが、そこは当然ながらトヨタの狙いでもあります。
カローラ全盛時代を知る中高年には懐かしさもありますし、また若者にはそれが斬新に映るのです。
カローラのハッチバックスタイルも、1984年にカローラFXとして登場しています。
他にもスポーツタイプのカローラ・レビン、スプリンター・トレノなども当時の若者を惹きつけていました。
後継車種も販売されていましたが、2006年からはその名もオーリスとカローラからは一線を引くようなネーミングになっていました。
これを、今回装いも新たにして再登場させたものなのです。
新しいカローラで市場にインパクトを与えようとしているのも明らかです。
ここで今回新たにハイブリッド仕様車がカローラにも登場します。
高い熱効率を実現し、スポーツ車らしからぬ環境への優しさをも追求しているのです。
さらに来年には、高出力エンジンを搭載するプランもありさらなる進化の第一歩を踏み始めたと言えます。
2019年登場のカローラ
以上の2車種の登場を受け、2019年にフルモデルチェンジ予定のアクシオ、フィールダーの2車種も大幅な改革が予想されています。
発表までに1年はあるだけに今からワクワクし甲斐もあるでしょう。
プリウスで培われた最先端のハイブリッドシステムによって得られる燃費の良さもあるはずです。
また、スープラに搭載されているディーゼルツインパワーターボエンジンが搭載されるのではないかとも言われています。
駆動方式もプリウスで先行しているHV4WD方式が採用されそうです。
これは従来の前輪と後輪とシャフトで繋ぐものではなく、電気信号で繋ぐと言うものです。
前輪とは別途に後輪をモーターで駆動させる仕組みも備えられ、高性能化、軽量化が図られているのです。
デザイン的にはスポーティかつアグレッシブと一言でまとめるしか無く、最先端の安全対策機能も全て見てのお楽しみとなります。
・カローラアクシオ
カローラアクシオはトヨタの代表的なセダン車です。
最も人気のあるセダン車で既に安定したファンも確保していますが、そこも攻撃的な変革を加えようとしています。
・カローラフィールダー
カローラフィールダーはトヨタの代表的なワゴン車です。
フィールダーもまたワゴン車の先入観を打ち崩し、若者向けの車として世に問いかけるかのようです。
車体も3ナンバー化しがっちりしたイメージにもなるようです。