ロールスロイスの歴史・ドラマと映画編

  • 2018/05/22
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高級車の最高峰 ロールスロイスの歴史を振り返ってみましょう。

高級車の最高峰 ロールスロイス

 

ロールスロイスの歴史

創設は1906年のことで、創業100年以上の長い歴史を持っています。社名は、創業者のチャールズ・スチュアート・ロールズとフレデリック・ヘンリー・ロイスから来ています。まぁ、お笑いコンビ名に良くある二人の名前を合わせたものです。自動車の生産はもちろん、第2次世界大戦の頃は航空機(戦闘機や爆撃機)のエンジンまで生産していた一大企業。ヒットラーの侵略から英国本土を守り抜いた名戦闘機スピットファイアーです。ロールスロイス製液冷V12気筒エンジン(通称 ロールスロイスマリーンエンジン)が搭載されヒットラーのメッサーシュミットからの猛攻から英国を守り抜きました。連合軍のアメリカにもロールスロイス製液冷V12気筒エンジンは、ライセンス生産されP-51ムスタングに搭載され性能向上に一役買ったのは間違いありません。現在は、自動車製造部門と航空機エンジン製造部門は完全に別会社になっています。

ロールスロイスの歴史

創業当時から高品質を高性能を目指したロールスロイスは、瞬く間に高級車の最高峰の最高峰に上り詰めました。特徴的なラジエターグリルは、パルテノン神殿をモチーフにデザインされ、その頂点に鎮座する有名なマスコットは飛び立とうとする精霊「スピリット・オブ・エクスタシー」です。(別名はフライング・レディ)国産車では、日産・シーマやローレルなどにボンネットにマスコットがある車が有りましたが歩行者衝突時の安全性向上のためボンネットのマスコットは廃止されました。これは、輸入車にも当てはまりましたが、ロールスロイスは走行時にマスコットをボンネットに収納することで安全性を確保しマスコットをあえて廃止にはしませんでした。このことからスピリット・オブ・エクスタシーへの並々ならぬ思いが感じられますね。

スピリット・オブ・エクスタシーへの並々ならぬ思い入れ

 

ロールスロイスが劇中車のドラマや漫画そして映画

ロールスロイスが劇中車のドラマや漫画そして映画

高級車の代名詞であるロールスロイスは、お金持ちが乗る車のイメージが高いため、ドラマの主人公が社長役の時に多く使われているようです。2016年放送された「世界一難しい恋」(出演:大野智 波瑠)には、ロールスロイスファントムⅣが使われいました。新車価格は5000万円とか、、。まぁ、年式が古いので中古なら1500万円くらいでしょうか。運転手の杉本哲太が印象的でした。

2013年に放送された「独身貴族」(出演 草彅 剛 伊藤英明 北川景子)ロールスロイスファントムの現行モデルが登場してビックリ!漫画では、日曜午後6時からのアニメ「ちびまるこちゃん」のお金持ちの花輪君の家の車です。ちびまる子ちゃんの時代設定から推測すると爺やと呼ばれる執事が運転するのはロールスロイスシルバーシャドーではないでしょうか。

私が子供の頃熱狂した英国生まれの特撮科学番組サンダーバードには、ロールスロイスの改造車「ペネロープ号」が登場します。きちんとロールスロイス社からの許可を得て製作されているホンマもの。ロールスロイスの証であるグリルとボンネットマスコット。前4輪で後2輪の特殊な6輪車は、F-1にもあった6輪車が登場するよりもかなり前のことでその想像力にはビックリしました。さらにペネロープの声優は、黒柳徹子がやっていたとか驚きです。本国イギリスで、リニューアルされた「サンダーバードARE GO」が放送され2015年にはNHKでも放送されました。

高級車の代名詞であるロールスロイス

2004年には、実写版サンダーバード(アメリカ映画)が公開に。もちろん、ペネロープの愛車も登場。しかし、実写版ではロールスロイスが頑なに拒否したためベース車両がフォードサンダーバードに変更されました。そのため、あまりかっこよくありません。映画好きな私でも記憶に残っていないので駄作だったのでしょうか、、。「映画 ロールスロイス」で検索するとすぐにヒットするのが、1965年公開の「黄色いロールスロイス」。製作は、イギリス・アメリカで三話からなるオムバスコメディ映画です。出演は、アランドロン・イングリッドバーグマンなど。時代設定が1930年代なので、クラシュカルな黄色のロールスロイスが印象的でした。

クラシュカルな黄色のロールスロイス

 

ショーファードリブンだけでないロールスロイス

ショーファードリブンだけでないロールスロイス

お抱え運転手に運転してもらう印象が強いロールスロイス。2018年5月にはSUVのカリナンまで登場。ドライバーズカーのクーペやオープンカーまでラインアップしSUVまで充実のラインアップから、ますます目が離せないようになりました。今後の展開がさらに期待されるロールスロイスですね。

今後の展開がさらに期待されるロールスロイス

この記事の作者

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オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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