鳥の糞がついてる車に告ぐ!早く取らないと〇〇になるぞ
- 2018/02/28
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鳥の糞攻撃はよくあること
車の屋根やボンネットにべっちょりと付いているアレ。鳥の糞ですが、取り立てて騒ぐほどのことか?よくあることじゃないか。と、思っているオヤジは考えを改めたほうがよいかもしれません。
よくあることだから問題ないという話にはならないからです。鳥の糞は食べ物を消化吸収した後の残骸ですが、いろいろな成分が含まれています。酸性物質が含まれていれば、車の塗装を傷める危険性があります。早く取り除かないと車の価値を下げてしまいかねません。
また、化学変化以外にも、含有物質そのものがキズの原因になりかねません。拭き取ろうとしたときに、糞に含まれている固形物が車体を引っ掻くわけです。え?それじゃ、早く取るのもまずいってことなの?と突っ込みを入れたくなります。
車に付いた鳥の糞も早期発見・早期対処が重要です。水分が抜けて硬くなるまえなら、水をかけて流しとることもできるでしょう。そうすれば、固形物でキズが付くリスクも大幅に減少します。なによりも、手間がかかりませんし、糞を触る必要もないのがよいですね。
しかし、硬化してしまったら水をかけただけでは流れないかもしれません。それならと、高圧洗浄機のようなものを使用して一気に吹き飛ばす!のは考えものです。もし、固形物が入っていたら、水圧がその固形物を押すことで車体にキズが付く可能性もわずかながらあるでしょう。
それだけでなく、糞と癒着した塗装が一気にはげてしまうかもしれません。それも含めて考えた場合、力技を繰り出すのは最後の手段です。
それでは、穏当な鳥の糞の取り方をチェックしておきましょう。
車に付いた鳥の糞はこうして取る
硬化して固まりつつある鳥の糞でも、外側は硬くなっているものの、内部はそうでもないことがあります。その場合でも、硬い部分でキズが付くかもしれないので、不用意に取るのはやめましょう。
鳥の糞を低リスクで取るには、ぬるま湯を利用します。水が糞を溶かす作用を促進するために、湯にするわけです。そのため、あまりぬるすぎる湯よりも少し熱い湯のほうがよいでしょう。火傷をしないように扱いには注意してください。
また、湯をそのままかけたのでは流れてしまいますので、布に染み込ませて糞の上に被せるとよいです。しばらく置いておけば、緩くなっているでしょう。一度に全部取れればよいですが、焦らずに何度かに分けて上から少しずつ取ります。取り終わったら仕上げに洗い流します。
ちなみに、まだ乾き始めのような状態の糞であれば、湯ではなく水でも取れる可能性があります。
そんなの面倒だから、雨が降るまで置いておくというオヤジもいるようですが、それまでにこびり付いてしまい、少々の雨では取れなくなってしまう可能性があります。また、放置した期間が長いと、雨で取れたとしても跡形が残るケースがあります。
いちばんよいのは、鳥の糞を付けないことです。屋内駐車場があればよいのですが、屋外ならカバーをかけるか、鳥の「爆撃」コースを避けることです。実は、鳥の糞が付いてしまうので見上げたところ、真上に電線があったというケースは結構あります。電線にとまった鳥が爆撃するわけです。
飛行中の爆撃よりも危険性が高く、かっこいいオヤジは電線の下に駐車しないともいわれているとかいないとか。実際、電線の下に駐車していた車を1メートルほどずらして駐車したら被弾しなくなったという話もあります。余りにも大量の糞爆弾が降り注ぐようなら、電線を敷設している会社(通常は電力の送電会社か電話会社)に対策を求めることも考えます。
少しでも鳥の糞害を受けるリスクを減らすことができれば、取り除く手間をかける機会も減るというものです。注意しておきましょう。