カーコーティングって本当に必要?メリットとデメリットとは
- 2017/11/27
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車をすっぽりとカーコーティングする
車をキレイに保ちたいオーナーにとって、洗車やワックスがけは欠かせないものといえるでしょう。休みの日にホースとブラシを持って、自宅の庭や車庫の前で手入れを行うオヤジの姿も見慣れた光景です。
ところが、こうしたカーケアには車体を傷つけてしまうデメリットがあります。だからといって、放置していると車は劣化が進んでしまうでしょう。汚れだけなら水洗いでなんとかなりますが、美しさを保つにはいまひとつ足りません。そこで、車体をコーティングしてしまおうというのが、カーコーティングです。
それでは、カーコーティングの具体的なメリットをみてみましょう。
・キズからボディを守る…車のボディはちょっとしたことでもキズがつきやすいものです。汚れによるキズ、それを洗うときのキズなど、避けようがない小さなキズを防いでくれるのがカーコーティングです。
・ワックスがけが不要になる…車をキレイに保つためのワックスがけも、ボディにキズをつけてしまうことがあります。そうでなくても、結構な手間がかかる作業です。ワックスもコーティングも塗装を守ってキレイな車にしようという目的は同じです。つまり、コーティングしてしまうことで、ワックスがけが要らなくなります。
コーティング剤による違いがある
さて、カーコーティングに使用されるコーティング剤ですが、ガラス系コーティング剤とポリマー系コーティング剤が知られています。ここでは、単にガラスコーティング、ポリマーコーティングとします。
・ガラスコーティング…風雨や熱への耐性が強いのが特徴で、キズのつきにくさも上等です。また、素材の特性からボディのキレイさが違います。さらに、長期間にわたって効果を得ることができるため、カーケアが楽になる点も見逃せません。普段のお手入れは水洗いだけで大丈夫でしょう。
・ポリマーコーティング…元祖コーティング剤ともいえるのがポリマー剤です。微細なキズならコーティングするだけで消せます。比較的かんたんにコーティングできるのが特徴です。ワックスよりも断然有利。
ところで、メリットがあればデメリットもあるのはカーコーティングでも変わりません。念のため、デメリットの確認もしておきます。
まず、ガラスコーティングですが、なんといっても施行費用が結構かかってしまいます。外注すると10万円ほどになることもあります。さらに、施工期間が数日かかるケースもあります。そのため、コーティング剤を買ってきて、自分で施工するオーナーもいます。ただし、よほど自信のある人でなければ、外注がよいでしょう。一時的に費用はかかりますが、長く使えるので大きなデメリットともいえません。
次に、ポリマーコーティングです。施工は比較的容易ですが、メンテナンスの手間が少々かかり、効果の持続期間が短めです。また、キズからのガード力が劣ります。
このように、メリットとデメリットを考慮してみると、メリットが勝ってはいるものの、カーコーティングは絶対的に必要なものとまではいえません。しかし、ワックスがけに洗車にと、普段から手間とコストをかけているオヤジであれば、やったほうがお得です。むしろ、現状のまま続ける必要があるのかというところでしょう。