体感して感じたことです!信号機ならぬ新型「信号板」がどうも〇〇だ!
- 2017/11/22
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鳴り物入りで導入された新型LED機
昨年の春あたりから、一部地域で信号機の新調作業が始まり、自分の周りにもチラホラお目見えしはじめた。
昔の信号機といえば「暗色で」「帽子をかぶっていて」「ランプがつく感じ」のいかにも重厚長大な建造物といった風情だったが、新型は
▼ひとまわり小型化
▼色はグレー色
▼凹凸が消え、のっぺりした長方形の板状
▼ライトはLED
の、すっきり調に変わった。
ライト寿命が長持ち、製造コスト削減などのメリットがある期待の新人クン。
ところが実物を見た(自分含め)一部ドライバーから
「あれ、見にくい。なんとかならないか」
という感想が寄せられているんだとか。
実際どう見にくいのか
実物に接した自分も、確かにライトそのものの明るさが増し、いかにもLEDの光ですよ〜とは感じる。
明るさはまあいい。問題なのは「筐体」つまり信号板(あえてこう呼ぶ)の板の部分だろう。
まず単なる板状なので、それだけでは信号機と訴える形状になっていない。四つ角は信号機がなければおかしいから注目するが、そうでない小さな横断歩道や、脇道に設置された新型機は、これだと最悪スルーも…。
さらにそのスルー疑惑を助長している理由が、板の「色」にある。
あの「白とも灰とも言いかねる、少し水色混じりにも見える」中間色グレーが、なにに似ているかというと
▼曇りの日の空の色
にバッチリ似てしまっているのだ。
すると運転中に風景と同化し、一瞬筐体が消え、辛うじて空に一色のLEDが見えるという不思議な光景を目の当たりにすることになる。
そう、かなり、違和感あります。
温かいらしいけど、雪、大丈夫?
さらにこれから心配なのが、降雪である。
この新型機、冬の雪国にも対応できるよう(なんなら雪国を優先的に新調しようと)開発されたとも聞くけど、あれどう見ても、吹雪、ダメじゃないすか?
温かいから雪溶けるっていうんだけど、ビミョーだなぁ。ひさしがあっても雪で信号隠れることあるんですよ?
んでもって、溶けたとしても、溶けたそばから氷点下でつららになるのが雪国ですし…。
一番働いてほしいときに、その姿を見失うって、うーん、どうなんすかねぇ。
幸い、まだ想像でものを言ってますから、これが心配のしすぎで終われば何も文句ありません。が、一目見て「頼りない…」と感じる代物ではあります。
みなさんも順次見かけると思います
多くの方が目にするのはまだまだこれかららしいですが、この新型信号機、かなり突っ込みどころ満載だと思います。
板状、LEDはいいとしても、せめて色くらいもう少し暗い、今でも主流の「チョコレートブラック」がよかったんじゃないかな。
慣れたら気にならない?ええ、そうならどんなにいいかと今から気を揉んでいます。
ドライバーのみなさんは、あの信号板、どう思いますか。