トヨタ新型「クラウン・コンセプト」が切り捨て、取り込もうとしているファンとは?

  • 2017/11/19
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クラウンで実感する、ジェネレーションギャップ

クラウンで実感する、ジェネレーションギャップ

オヤジの皆さんは、どんな車を所有していますか? ミニバン、コンパクト、RV、色々あるとは思うのですが、セダンを所有している人は少ないはず。
一方で我々の上の世代は言うに及ばず、下の世代もセダン所有率は高いもの。

近年はいささか事情が異なるとはいえ、例えばトヨタ車のヒエラルキーの頂点に君臨するのは今も昔も「クラウン」だったりするのですが、これに乗っている人たちって、見事にオヤジの上下世代にバラけている気がしませんか? ジェネレーションギャップというやつですかね……
まあ、これについては完全に犬助の印象だけで話していますから、裏づけとなるデータなどはないのですが。

クラウンのエアポケットにはまった、オヤジ世代

クラウンのエアポケットにはまった

なぜ、こんなことになっているか? クラウンに対する熱が世代間で、こうも差があるのか?
オヤジたちの上の世代は「いつかはクラウン」(1987年)なるキャッチコピーに当てられ、あこがれた世代。ですから、クラウンが持つ神通力は有効なのです。

そしてオヤジたちの下の世代は「ZERO CROWN~かつてゴールだった クルマが、いまスタートになる~」(2003年)に当てられた、だから新車は無理としても、ゼロクラウンにあこがれて中古車を購入していた世代です。そして、そろそろ新車でも購入できるほど収入も増えてきたというところ、この世代にもクラウンの神通力は有効です。

対して我々オヤジ世代は、オヤジのオヤジ世代があこがれ購入する車=ジジイ臭い車といイメージが刷り込まれた。だからオヤジ世代はクラウンや他のセダンに対してもアレルギーがあり、今もそれが抜けない。
だから、セダンの所有率が低いのですね。

スポーティさを強調したクラウン・コンセプト

ブラックアウトされた巨大なグリル、従来になく倒されたCピラー……先日の東京モーターショーで発表された「クラウン・コンセプト」は、従来にないスポーティな外観を持っていました。

通常コンセプトと実車のデザインは、非常にかけ離れたものになることがめずらしくありませんが、次世代の新型クラウンの発売は来年8月とか。この時期に発表されたコンセプトモデルだけに、ほぼ実車に近いデザインがお披露目されたと考えて良いでしょう。

クラウン・コンセプトはスポーティなデザインがアイデンティティとなっています。
これで心配になってくるのが従来の「ロイヤルサルーン」グレードの愛好者。「いつかはクラウン」のキャッチコピーにひかれた、オヤジのオヤジ世代のクラウンオーナーは、新型クラウンに魅力を感じないのではないか? ということです。

大ヒットの予感!! 新型クラウン

新型クラウンは大ヒットの予感

といいますか、完全にオヤジのオヤジ世代のユーザーを切捨てにかかっているとしか思えない。
彼らを切り捨てて「ゼロクラウン」に当てられた世代を完全に取り込んでしまう、これが次世代クラウンの狙いかもしれません。

同時に日本専売車種であるというクラウンの伝統をやめてしまい、輸出も視野に入れてそう。
だって、フロントのデザインは何となくアウディ・A4を連想させるもの。近い将来には、欧州のDセグメントにぶつける予定ではないでしょうか?

まあ、考えてみれば……オヤジのオヤジ世代といえば70歳過ぎ。ブレーキとアクセルを踏み間違えて、コンビニに突っ込みかねない世代です。
これから先細りしていくメインユーザーに見切りをつけて若い世代にターゲットを絞り、海外への販路も視野に入れるという戦略、そして逆輸入の形でアピールすればオヤジ世代も落ちるのではないか? という作戦。
新型クラウン、ひょっとして大ヒットになるかもしれませんね。

この記事の作者

アントニオ犬助
アントニオ犬助
みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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