車の窓に付いているドアバイザーは日本だけの文化だった?!
- 2017/07/08
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ドアバイザーとはなんぞや?
車のドアの上部、窓ガラスの上げ下げをするときに見える枠についているアレです。ちょっとした庇みたいな樹脂でできたやつです。あれがドアバイザー。なんだ、ドアバイザーなんてどんな車にも付いているじゃないかと思ったあなた!それは、少々正しくありませんよ。
まず、ドアバイザーは新車を購入するときにオプションで付けるケースが少なくないことを確認しておきましょう。何も言わなければ付いていない可能性が高いのです。では、なぜドアバイザーはオプション扱いになっているケースが少なくないのでしょうか。実は、車の本場欧米ではドアバイザーなるものは非常に需要の少ないもののようです。
外車にドアバイザーが少ない理由としては、以下のものが有力とされています。
・カッコ悪いから。
・高速走行時に窓を開けるとうるさいため、窓を開けないことが多く雨除けが不要だから。
・喫煙車が少ないので喚起する必要が少ないため、雨除けが不要だから。
・窓を開けるなどは、強盗などの防犯面から論外であるため。
見た目の点では、たしかにドアバイザーはあまりカッコいいものではありませんね。特に、外車には不似合いかも知れません。また、そもそも雨天でも窓ガラスを下ろさないという理由はなるほどと感じさせるものです。窓を開けることがないなら、ドアバイザーなど付ける理由がありませんから。さらに、エアコンが高機能になってからは余計に窓を開ける必要がなくなっています。
日本では便利とされるドアバイザー
そのようなわけで、ドアバイザーは日本だけの文化だと思われるのも無理がありません。但し、外国にまったくないのかといえば、必ずしもそうではないようです。とはいえ、その絶対数・装着率ではないに等しいと考えることもできそうです。結局は、ドアバイザーは日本で多く見られる文化だということです。
さて、オプションになっていることが多いドアバイザーですが、ディーラーでは付けた方が良いですよなどとアドバイスされることが一般的なようです。先日車を買い替えたとあるオヤジも普通に追加を提案されています。
日本ではドアバイザーとフロアマットがオプションになっている場合、付けるように提案しないと後でクレームがつくおそれがあります。それくらい一般的なものです。その理由は想像通り、雨の日でも窓を開けることが珍しくないからです。最近は、タバコを吸うために開ける人は減っているかも知れませんが、吸わない人でも換気しようと開けることがあります。そんなときに、ドアバイザーが役に立ちます。
もう一点、カッコいいおやじとしては、雨の日でも安全運転を心がけたいものです。そのためには、雨音で外の音が聞き取りにくいときに窓を開けて確認する必用があるかもしれません。そのようなときでもドアバイザーがあれば、円滑な運転ができるでしょう。
これからも必要があればドアバイザーを付ける、必要でなければ付けないという選択で構わないでしょう。