最新栄養学ニュース!40代が若さを保つ豆知識
- 2018/02/19
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意外や意外?ジャンク系ナンバーワンファーストフード店は?
太りやすい食べ物と言えばやっぱりジャンクフード。ファーストフードですよね。そしてファーストフードの代表格と言えばマクドナルドですが、実はマクドナルドよりももっともっとジャンクで肥満の原因となるファーストフードチェーン店があるのです。
アメリカで行われた調査によると、低炭水化物メニューが最も充実していたファーストフードチェーンは「タコベル」でした。日本では大都市圏以外まだ馴染みがないかもしれませんが、タコスやブリトーの店としてかなり人気です。
また、意外にも健闘したのがマクドナルドで低炭水化物メニューが一応8種類用意されていたとのこと。
逆に残念な結果となったのがスターバックスです。低炭水化物メニューはたったの2つでワースト。とにかく甘く、糖質をがんがん摂取させられてしまう不健康極まりない店だと証明されてしまいました。
もちろんブラックコーヒーであれば何の問題もないのですが、毎月どんどん新作が発表される「コーヒー飲料」には砂糖がドバドバです。オヤジの皆さんにおかれましては、無理に流行りに乗ろうとはせず、スタバでは渋くブラックコーヒーだけを注文するのがよろしいでしょう。
砂糖の害悪…その一部
さて、続いては糖質ど真ん中の物質。砂糖による体への害を紹介しましょう。砂糖の摂り過ぎは体に様々な悪影響を与えますが、その中でも紹介するのはたった一部です。
米国で実施された7000人を対象とした調査によると、一日のうちに67g以上の砂糖を摂取している人は、そうでない人に比べて精神障害を5年以内に発症するリスクがなんと23%も高かったとのことです。
砂糖をとれば血糖値が上がりそれに伴って脳からはドーパミンが分泌されます。ドーパミンはアドレナリンの前駆物質であり興奮作用や多幸感を与えてくれます。
また、甘い食べ物・飲み物は脳の報酬系という部分を刺激し、脳内麻薬であるエンドルフィンも分泌されます。
エンドルフィンの依存性は有名なコカインよりも高いという調査結果もあるほどで、甘い食べ物に対する中毒性はこの脳内麻薬が大きな原因となっているとも考えられています。
薬物依存症患者の精神が崩壊するのと同様に、甘いもの依存症の人も精神に支障を来しても何ら不思議ではないというわけですね。
菜食主義は実は不健康?
ヘルシー最前線を走っているつもりの菜食主義者。ただ、よくよくその中身をチェックすると必ずしも菜食主義=健康的とは言えないようです。
菜食主義とはいっても、イモ類や根菜類といったでんぷん質を多く含む食べ物を多量に摂っている人は、肉食の人と同じくらい心臓血管系のリスクが高いことが明らかとなりました。
確かに菜食主義者は脂質に関しては肉食の人よりも少ない傾向がありますが、逆に糖質に関してはかなり多く摂取しているケースがあるのです。
前述した通り、糖質の多量摂取は体に害です。精神だけでなく高い血糖値はそのまま血管への大きなダメージとなります。菜食主義者もよくよくその中身を考えながら生活しなければなりません。
BCAA単独摂取はもったいない
筋トレサプリとして超メジャーなBCAA。ご存知の通り、9種類の必須アミノ酸のうち、筋肉と直接関係の深いバリン・ロイシン・イソロイシンだけを抽出してミックスされたアミノ酸系サプリメントです。
ただ、タンパク質そのもの、あるいはEAA(必須アミノ酸全て)を摂らずにBCAAだけを摂取して筋トレを行った場合、その筋力増強スピードは決して速いものではないという研究結果が発表されました。
BCAAに高い疲労回復効果やカタボリック防止効果があるのは事実ですが、筋肉を大きく育てようとするならBCAA単独では荷が重すぎるという事ですね。
BCAAだけでなく、プロテインやEAAも飲むようにすると良いでしょう。