この冬、あらためて温泉のありがたさを受け入れてみよう
- 2016/12/11
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温泉を見直しましょう
温泉と言えば世界で通用する温泉マークでもめていますが、それほど外国人にも魅力があるのです。
その割に忙しい日本人は、身近にあっても当たり前のように感じている傾向もあります。
温泉は行ってみれば確かにどことなくいい気分にはなれるのは経験済みなのです。
でもただなんとなく風情が良いとかでなくそれ以上のメリットがしっかりあります。
それを知っていれば、もっと何度も通う気にもなるはずです。
またそうして何度も行ってこそ生じるメリットも数多いのです。
それらをかいつまんで紹介します。
温泉の効能
温泉に行くと、必ずその泉質と効能が記載された看板があります。
泉質は分析すればわかるとして、その効能には果たしてどれだけのものか疑問に感じたりもするでしょう。
病院でもらう薬のように臨床試験でデータを積み上げているとも思えません。
すなわち一般論として十分推測できる効能の範ちゅうではあるのです。
だからと言ってしっかり表れる効能もあります。
その反面、そうでもない効能があるかもしれないのは事実です。
それに一度入って直ちに効能があると言うのは稀です。
これらを踏まえて期待もほどほどにリラックスして楽しめて、その上で効能の恩恵も授かればさらに良しとしても十分なのです。
効能もあまりに多いのですので、このうちはっきり納得できる効能について紹介しておきます。
・温熱効果
全ての温泉に共通しています。
お湯の中にあらゆる不純物が混じり込んでいるだけで、それが皮膚にまとわりついて熱を逃がさないようにしてくれるのです。
じっくり熱が体の中心にまで行き届くことになりますので、内臓を活性化させ、筋肉のコリを解きほぐし、血行も促進されると良い事尽くめなのです。
・水圧効果
自宅の一人用の風呂では無く大浴場ですと、水圧が大きくなります。
水圧があるだけでストレッチ効果もあるのです。
利尿も促進され循環器にも良い影響があります。
小さい負荷で動き回れますので、足腰を痛めていれば回復にも繋がります。
・化学効果
これは湯に含まれている成分によります。
酸性湯だと、血管を広げて血圧を下げてくれます。
アルカリ湯だと、肌に潤いを与えます。
女性に人気のいわゆる美人湯がこれです。
皮膚の酸性の汚れを自然の成分で刺激無く洗い流してくれるのです。
おすすめの温泉の入り方
温泉は体に良い事ばかりだからと、ちょっと遠くの温泉宿に着いたら短時間で何度も入り直そうともしたくはなります。
でも、ここでもほどほどの精神は求められます。
一泊二日で泊まりがけで温泉宿に出かけたとして、入るのは2回くらいにしておきます。
夕食前に軽く一風呂、そして食後1時間くらいしてからもう一風呂です。
長風呂も禁物です。体がすっかりほてったら上がってしまいましょう。
朝から入れるので気持ち良く朝風呂をする人も多いですが、これはあまりすすめられません。
一般にも言えますが寝ている間に水分が抜けていますので、そのまま風呂に入ると血栓のリスクが高くなるのです。
それに温泉でまた温まるとせっかく起きたのにまた眠くもなります。
それでも時間にゆとりがあれば、起きてしばらくして水分も補給してからにしましょう。