あれ?血圧が急に高くなる原因3つ
- 2016/09/15
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血圧はしばしば急に高くなるもの
血圧には問題ないと言われていた中年男性も、安心ばかりもしてられないようです。
と言うのも血圧は、ある日突然急に高くなることがあるらしいのです。
でもそんなのは、一過性のもので誰にでも良くある普通のことと安易に捉えられています。
それは確かに、病院で計測をしてくれた看護師さんがタイプだったりしたら、いつもと違って胸がドキドキするかもしれません。
また計測する部屋が寒ければ、血圧は普段よりも高くなるものです。
それは特に気になるほどでなくても、体は正直なもので計測すれば結構な数値の上昇が見られたりするものです。
あるいは上司に怒られた時は、少なからず緊張もするでしょう。
こんなことは、特に中年男性になるとありがちな傾向です。
ここまでは血圧が高くなると言っても一過性の上昇で、体調にもそれほど影響を与えないいたって健康的な血圧の急上昇とも言えます。
ただし、それもあまりに簡単な刺激で頻繁に高くなるようでは、本格的に血圧が高くなる予備段階かもしれません。
体が高血圧体質へと転換しつつあるとも言えるのです。
リスクのより高い血圧の急上昇の原因
・急な温度変化
冬の入浴時に更衣室で服を脱いで震え上がった直後に、熱い湯に浸かった際の血圧上昇はかなり激しいものがあります。
血管が寒さで萎縮したところに熱い湯で一気に血液が流れ込んで弱っていた脳血管が破裂したりするとかなり危険です。
急に外出した時も、体調によっては時としてそのような場合があります。
このような症状は個人差があります。
普段から温度変化に弱く感じているようでしたら、血管が動脈硬化などで細くなっていることもあります。
・ストレス
身内に不幸があったりとか、自然災害で被災したりとかでも血圧は急に高くなるものです。
さらに睡眠不足が追い討ちをかけて血圧は上がったまま低下しなくもなりがちです。
それほど大したことでもないのに、何でも気にし過ぎる心配性の人も血圧は高くなることが多いのです。
新しい職場の上司と相性が合わないとか、気の進まない仕事に追われているとかの要因もあります。
これは上手に解消しない限り慢性的な高血圧ともなり、次第に体にダメージを与えてしまいます。
血圧が急に高くなるはっきりしない原因
血圧が高くなるような外部環境に特に変化も無いのに、定期健康診断で急に血圧が高くなることもあります。
このような思い当たる原因がはっきりしない場合は、医師に相談する以外に対処方法はありません。
隠れていた血管系の重大な障害が、症状として現れるようになったのかもしれないのです。
それは、たまたま認識できないほどの血圧が高くなるような外部要因があっただけかもしれません。
血圧の計測を継続して下がらなければ、ごく微量の脳出血が発見されることもあるのです。
また、臓器にできた腫瘍が原因で体内の血圧が高くなるホルモンが急にたくさん分泌されるようになっているなどもあるのです。