夏の水分補給に!麦茶とスポーツドリンク
- 2016/07/01
- ヘルスケア
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上手に使いたい夏の定番ドリンク
夏に飲む飲み物として定番である「麦茶」と「スポーツドリンク」。麦茶は冷蔵庫に常備されている方が多いかと思いますし、体を動かしたあとにはスポーツドリンクを選ぶ方も多いですよね。
なんとなく、体に優しそうとか良さそうというイメージのあるこの2つですが、実際のところはどうなのでしょうか? 本格的な夏を迎える前に飲むタイミングや期待できる効果、保存期間などを知っていただきたいと思います。
麦茶が夏の体に優しいわけ
煎った大麦を粒のまま煮出したり、すり潰した粒を水出しにしたりする麦茶。麦は緑茶と異なり、カフェインが入っていないので、カフェインに弱い方や小さい子供でも安心して飲むことができます。
冬には麦茶をほとんど飲まないという方でも、夏には飲んでしまう理由の中には、体の熱を取るという麦茶の作用を体が覚えているからかもしれません。さらには、発汗による血流の低下も麦茶で回復しやすくなります。
麦茶は1日の中でいつ飲んでも問題はありませんが、寝ている間にはたくさんの汗をかくので朝起きたときに飲むことをお勧めします。
麦茶は冷蔵庫に保管すれば、3日間ほどは美味しく安全に飲むことができますが、ペットボトルに入っているような場合で、開封してから常温で持ち歩くようなときには、半日程度で飲み切ると良いでしょう。
スポーツドリンクを飲むタイミング
今から30年ほど前に、大ブームを巻き起こしたスポーツドリンク。体育会系の部活をしていた人であれば、スポーツドリンクは必須アイテムだったかと思います。
その後、スポーツドリンクのカロリーを気にし始めたり、運動から遠ざかったりして飲む機会が減っているかもしれませんが、飲み方を工夫することで熱中症予防にも使えるので便利です。
スポーツドリンクには、含まれる糖質量によって「アイソトニック系」と「ハイポトニック系」に分かれています。アイソニック系は成分が体液に近いという特徴がありますが、糖質が多いために体を動かしているときにはハイポトニック系を選ぶと良さそうです。また、逆に外出先から帰宅したときには、アイソニック系がお勧めです。
スポーツドリンクは、酸性のため、開封してからの細菌の増殖は麦茶ほど高くはありませんが、それでも直接口を付けたら1日以内に飲み切るようにしましょう。