いびきが原因で別れた… いびきの原因をして対策を考えましょう
- 2015/12/08
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そもそも何でいびきって出るの?
彼女や奥さんと寝ているとき、ましてや初めての彼女とベットインするとき、「いびき」が気になりますよね。
あの音はいったいどこから出ているの? ここでは自分ではなかなか気がつかない、いびきに関してお話をしたいと思います。
いびきの音はどこから出ているの?
いびきの正体は息が喉を通るときに、喉の中の粘膜が振動して鳴る音です。では何故いびきは寝ているときに起こるのでしょうか。
それは寝ている間は全身の筋肉が緩みますので、当然のことながら喉の筋肉も緩みます。
喉の筋肉が緩むことによって空気が通る気道が狭くなって音が発生しやすくなるのです。
さらに喉はこれ以外にもさまざまな原因で狭くなることがあります。
具体的には肥満や疲労、病気、アルコールによっても気道が狭くなることがあります。
睡眠時はただでさえ、気道が狭くなりがちな上に、さらにこれらの原因が加わることでさらにいびきの音が大きくなるというわけです。
いびきはただうるさいだけではない?
いびきは睡眠時にうるさいことが気になりがちですが、実は本人の健康面においても様々な影響があるといわれています。
もしいびきを自覚さている方で、次にお話する症状に心当たりがある方はいびきが原因なのかもしれません。
まずいびきが原因となってどうしても眠りそのものが浅くなってしまい、いつまでも疲労が取れない、昼間でも眠たくてしょうがない、という場合があります。
またそういった睡眠不足が原因となって脳の動きそのものが鈍くなってしまい、集中力、記憶力に影響が出てくることがあります。
最悪の場合はそれが原因で交通事故を起こしてしまうことも。
さらにいびきは深刻な病気につながることもあります。
高血圧や糖尿病、心臓疾患や脳疾患など病名を聞いただけでも重篤な疾患であると理解出るものばかりです。
いびきは身体が発している健康面のサインであると理解する必要がありますね。
改善するには?
いびきを改善するには生活習慣を変えることが一番です。それは先述したいびきの原因とも大きく繋がりがあります。
まず第一に肥満は気道を狭くしますので、ダイエットをしましょう。ただし急激で無理なダイエットはストレスや疲労から新たないびきの原因となりますので、避けるようにしてください。
また寝るときは仰向けで寝るよりも横向きで寝るようにしてください。
仰向けは喉の奥に舌が落ち、気道を狭くしますので横向きに寝ることでそれを防ぐことができます。
枕など寝具が合っていない場合もいびきの原因となります。
枕はご自分に適した首に無理のない高さ、マットなどは柔らかすぎると身体が沈み込み、首が不自然に曲がってしまいます。それぞれ自分に合った寝具を選ぶようにしてください。
先述したとおりアルコールもいびきの原因となります。
アルコールが筋肉を緩め、気道が狭くなります。
ぐっすり眠れるからと寝酒を習慣にされている方もいらっしゃるかもしれませんが、いびきをかく方にとって寝酒は睡眠を浅くする原因になっている可能性が高いといえます。
いかがでしたでしょうか。睡眠をぐっすりとるためにしていた習慣が実はいびきの原因となっていて、かえって睡眠不足を引き起こしている、ということには驚かれたのではないでしょうか。
これを機に生活習慣の見直し等、参考にしていただけましたら幸いです。