鍋料理に入れたい野菜とその使い方
- 2016/11/30
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鍋料理に欠かせない野菜
冷え込みが厳しくなり、鍋料理の美味しい季節となりました。鍋はたくさんの食材を美味しく食べることができるので、嫌いな方は少ないかと思います。鮭を使った石狩鍋、鶏肉を使った水炊き、馬肉を使った桜鍋、牡蠣を使った土手鍋など、メインの食材を決めれば、あとは調理方法を決めるだけですが、野菜も重要ですよね。そこで、冬に旬を迎えた野菜の栄養と賢い使い方などをご紹介します。
いつも買ってしまう野菜とあえて買わない野菜
鍋料理の定番である野菜といえば、白菜を思い浮かべる人も多いと思いますが、白菜を栄養面だけでみると少し物足りないかもしれません。そして、あえて買う機会が少ないけれど、実は栄養価が高いという野菜の中に春菊があります。
・白菜
白菜は色々な栄養素が少しずつ含まれている野菜です。何かに特化した効果が得られるというわけではありませんが、食物繊維がたっぷり含まれているため、腹持ちの良さでいえば、一番かもしれません。
白菜は1年を通して食べることができますが、旬である冬に収穫されたものは日持ちがよく、芯を取れば、10日ほどは美味しく食べることができます。白菜は時間が経つと黒い点が出てきますが、これは白菜そのものの特徴なので、食べるのに問題はありません。
・春菊
名前は春でも、旬は冬である春菊。スーパーのお鍋セットでは、よく売られていますが、単品で買うことは少なくありませんか。ちょっとクセがあるので、食べにくいかもしれませんが栄養面を考えたら、どんどん鍋に入れたくなるはずです。
春菊には、β-カロテン、葉酸、カルシウム、カリウムなどが入っています。さまざまな成分によって、風邪を引きにくくなったり、肌が丈夫になったり、代謝が良くなったりします。また、漢方・薬膳の観点からでは血液がキレイになるといわれています。
あと乗せにお勧めの野菜
鍋料理の中には、ポン酢やゴマダレで食べるものもありますよね。それと同じような感覚で、鍋には直接入れず、あと乗せすると良い野菜や果物があります。
・長芋
ビタミン類やミネラルを豊富に含む長芋ですが、基本的に加熱しない方が栄養分を壊さず食べることができるので、鍋料理のあと乗せにぴったりな食材です。長芋を食べることで、精力アップが期待でき、また消化促進や風邪の予防、悪玉コレステロールを低下させる効果などがあります。
・大根
おでんであれば、鍋の中に入れて味が染み込むまで煮込みますが、大根の良さを最大限に引き出す食べ方はおろし金ですりおろすことです。また、すりおろした大根は雪見鍋のように鍋に直接入れず、あと乗せすることでビタミンCやカリウムといった栄養分を壊さず食べることができます。大根は煮込んで食べるのであれば葉に近い上の部分を使い、すりおろして食べるのであれば下の部分を使います。
・りんご
鍋料理の定番かといえば、あまりに馴染みのない食材ですが、実は味噌と肉とりんごの相性がとても良く、りんごの生産地では、鍋料理にりんごを使うこともあります。通常はスライスしたりんごを鍋の中に入れてしまいますが、皮ごとすりおろしてあと乗せするのもお勧めです。りんごには疲労回復効果やアンチエイジング効果があるので、年末年始の体を癒してくれます。