スーツスタイルに合わせる時計は、薄くシンプルにが大原則
- 2016/07/27
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ビジネスウェアでは、時計はスーツスタイルに合わせる
スーツは単なる仕事着ではありません。自分がしかるべき組織に所属する人間であることを示す、セミフォーマル着でもあります。ですから、スーツスタイルのときには、身につけるアクセサリーにもそれなりの配慮が必要です。
その1つに腕時計があります。
メカニカル・ウォッチは子どもっぽい
日本の夏は蒸し暑く、この季節になると、上着を脱ぎ、シャツの袖をまくりあげ、あるいは半袖シャツで歩くビジネスマンが目立つようになります。ここで目にとびこんでくるのが、腕時計。ざっと見て、2016年のいまでも、主流は小さなボディにハイテク装備をおしこめた、厚みのあるメカニカル・ウォッチですね。
中には、ダークスーツなのに、ダイバーズウォッチをはめている人もいます。なんだか子どもっぽいですよね。
シャツの袖口の下をスムーズに通過させられる薄さがポイント
男は、もともとメカニカルなものが好きです。子どもの頃にロボットや自動車のおもちゃ、メルクリンの鉄道模型に熱中した記憶のある人は多いでしょう。それが長じて、装身具やファッションアイテム選びにも影響を及ぼしているわけですね。
それでは、ビジネスでの腕時計の役目はというと、①時刻を確認する、②ファッションに華を添える。この2つです。②について言えば、体の動きに応じてワイシャツの袖口から見え隠れさせるのがポイント。それには、シャツの袖口の下をスムーズに通過させられるかどうかが大切になります。つまりは、厚みのあるメカニカル・ウォッチは、その厚さだけで問題ありなのですよ。
文字盤は2本の針とダイアルがあれば充分
デザインについても、シンプルが大原則。文字盤は2本の針とダイアル(目盛り数字)があれば充分。パイロット向けに開発されたクロノグラフにあるような、文字盤の中の小文字盤などは不要です。
薄さを求めれば、機能も必然的に最少にとどめるのが理想。せいぜい自動巻きと生活防水機能があれば事足ります。ついでに言えば、厚みがたっぷりある大型の腕時計は、日本人の華奢な手首には不似合いではありませんか。
遊び心を求めるなら、日替わりウォッチで
それでも、時計に遊び心を求める人は少なくないでしょう。なにしろ、ビジネスウェアにおけるほとんど唯一のメカニックですからね。
そこでおすすめしたいのが、「日替わりウォッチ」という発想。ウィークデイの5日間は、日ごとにはめる時計を変えるのです。
腕時計をケースの形で分類すると、基本型は①ラウンド(丸形)、②スクエア(角形)、③レクタンギュラー(長方形)、④トノー(樽形)の4つ。毎日、形が違う時計をはめるだけでも気分は変わりますよ。