アウトレットでスーツを買うときに気をつけること
- 2017/06/25
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アウトレットでスーツを買うのはむずかしい?
とにかく楽しいアウトレット。週末にはどの施設も多くの買い物客で賑わっている。
ひと昔前のアウトレットはサイズが欠けていたり、キズがついていたりとB級品のイメージだったけれど、それはもう過去の話。洋服が売れない時代になった今では、各ブランドがこぞってアウトレットに力を入れはじめた。いわばメインストリームだ。
とはいっても、アウトレットは薄利多売。人気のショップでは、人ごみの中からスタッフを見つけることすらままならない。ゆっくりと接客をしてもらおうなんて甘い考えで、基本的に放置プレイ。ほしいものは自分で見つけて試着していくスタイルだ。
放置されて困るのはスーツを買うとき。普段はうざいスタッフだけど、このときばかりはアドバイスがほしい。そこで今回は、スーツを買うときに気をつけるポイントを紹介する。自分でサイズを確認できるスキルは、アウトレットでの買い物には必須。
スーツを買うときに気をつけること
スーツはとにかくフィット感が大切。どんな有名ブランドのデザインでも、高級素材を使っていても、自分の体に合っていなければすべてが台なしになる。スーツを買うときには、次のポイントに注意してジャストフィットなスーツを見つけてほしい。
○肩合わせ
「スーツは肩で着る」というけれど、まさにそのとおり。ショルダーラインがぴったりと収まっていないスーツはNG。たるみやつっぱりが出ないものを選ぼう。
○背中の横ジワ
肩甲骨のあたりに左右にひっぱられるような横ジワが入っていたらNG。肩幅や胸まわりのサイズが合っていない証拠だ。自分では見えない部分だからこそ注意したい。
○胸まわり
ボタンを閉めたとき、ジャケットとシャツの間にはこぶし1個分のゆとりがほしい。ここがタイトすぎると動きにくいし、余計なシワができてしまう。
○そで丈
ジャケットの袖から見えるシャツは出すぎてもよくないし、出なさすぎてもよくない。軽く腕を下ろしたとき、1〜2cm程度(指1本分くらい)をのぞかせるのが目安だ。
○着丈
ジャケットはヒップが半分以上隠れているのがベスト。短すぎるとカジュアルすぎるし、長すぎるとだらしない。40 代には8割くらい隠れる着丈がベストだろう。
○ヒップライン
ジャケットでスーツを選ぶと、パンツのサイズが合わないことが多い。ヒップまわりに余分なもたつきがないか、太ももにある程度の余裕があるか、クリースがまっすぐになっているかを確認する。合わないときにはリフォームに出すこと。
○パンツ丈
最近のトレンドはノークッションだけど、裾が少しだけ「くの字」に曲がるハーフクッションがスーツの基本だと覚えておきたい。合わせる靴とのバランスも考慮する。
サイズが合っているとスーツはかっこよく見える
自分の体型にしっかりとスーツを合わせると、スタイルは見違えるほどよく見える。肩から順番にじっくりと確認していこう。アウトレットで安いからと妥協するのはよくない。念入りにチェックする人ほど、かっこよくスーツを着こなせる。
セレクトショップなどの吊るしのスーツは、一般的な体型というよりモデル体型をベースに作ってある。だからリフォーム代は高くなりがちだ。そんなときは買わないことも選択肢に入れよう。リフォーム代をケチってジャケットのサイズを上げたり、リフォームなしで着たりするのだけはやめたほうがいい。