秋からシックにジャケットを着こなすために気をつけたい3つのポイント
- 2018/09/14
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もう9月ですから、秋らしい話題も段々とメインに出していきたいと思います。
そういえば、秋って涼しくなるから少し厚着をするのですが、そんな時ほど電車の中って暑くないですか?おそらく、気温の数字だけを見れば真夏よりは低いから冷房を入れない事があるのでしょうけど。体感温度ってそんな絶対的な数字より、相対的な温度の変化に反応する事は少なくないですよね。外気温が5度近く変化する事もある季節、涼しくなったなと思って気持ち良く電車に乗ったらサウナか!?みたいな蒸し暑さに嫌気が急上昇する事が多いのもこの季節だな、なんて思います。もうちょっとスマートな気温のコントロールをして欲しいなと、毎シーズン切実に感じるんですよね。
さて、そんな秋のファッションも夏を基準にしたままだと、前述の電車に乗った瞬間嫌気が急上昇したごとく、目にした瞬間に不快感MAXなんて印象を与えてしまうかもしれません。
今回はそんな事にならない様、スマートなファッションをするためのポイントをジャケットという、秋から着ることが多くなるし、大人のファッションには何かと欠かせないアイテムに絞ってお届けしましょう。
◇「ジャケット+カットソー」?
カットソーの上にジャケットを羽織るという着こなしはかなり市民権を得た感がありますね。この秋も、良く見る事になりそうです。
でもこの着こなし、とても注意して欲しい事があります。それは「衿と袖の汚れ」。
本来のスーツの着こなしでは、シャツには衿とカフスがありますよね。これは、スーツのジャケットからはみ出る様になっています。なぜかと言えば、ジャケットが肌に直接触れて汚れない様に、なのです。本来、スーツのジャケットとパンツは洗濯機でジャブジャブと洗うものではありません。洗濯をしないまま着る文化で育まれた服です(下着は洗いますよ)。
だからこそ、なるべく綺麗なまま着られる様な工夫がデザインされています。Tシャツなどの上にジャケットを羽織るというのは、この工夫を放棄した着こなしなので、当たり前の様に衿と袖に皮脂汚れや汗の汚れが付着し、溜まっていくのです。人の体質によっては、そこから衿や袖の生地の色を変色させてしまう事だってあります。
いくら涼しくなったとは言え、肌に直接触れていれば汚れは付きます。なので、特に大事なジャケットにはTシャツなどのカットソーを安易に合わせない事をオススメします。
◇「ジャケット+夏来た派手シャツ」?
夏って派手なシャツ着たくなりますよね。アロハとか。まあ、アロハシャツをジャケットに合わせるなんていう方はそんなにいないと思います。
そんな明らかな派手シャツ以外にも派手なシャツってあるんですよね。それがクールビズ用に売り出しているビジネス用のシャツ。
カフスとか衿の内側が派手な柄だったり、ボタンホールの色が派手だったり、ステッチ(縫い糸)が派手だったり。こういうシャツはそもそも、クールビズの時でさえ私は着るのをオススメしていませんが、お店だとかなり勧められたりします。こういうのって、ジャケットを羽織って本来のスーツスタイルに近づくほど、安っぽく、騒がしい装いに見えがちです。シャツは本来下着として扱われていたので、見た目の中でもそういう役割を担っています。つまり、白くてシンプルで清潔に見えるものほど、好印象ということ。そこに目立つデザインが入るほど、女性で言えばリボンとかレースとかが付いた華美な下着をしている様に見えやすい、という事なんです。
シャツを着るなら白かブルー系でしかも無地がよりオーソドックスですよ。
◇「ジャケット+ノータイ」?
ジャケットを羽織ったとはいえ、ネクタイを外し続けた夏で、首元の開放感に慣れてしまっていますよね。そんな我々が、まだ涼しくなりきっていない季節にネクタイをするのは躊躇するかもしれません。
しかし、ビジネスに限らずとも、ネクタイってスーツスタイルには不可欠です。ネクタイがあるだけで、見た目はぐっと良くなります。世の中の女性たちだって、夏のノーネクタイで歩き回る男たちはもう見飽きてしまっています。そこで一足先にネクタイ姿をすれば、女性たちの視線を独り占め出来るかもしれない訳ですよ。諸説あるものの実際のところはやはり、女性は男性のスーツスタイルにネクタイがあった方が、好感度は上がります。去年の冬にしていて、今年もそのうちするのなら、早いうちにしておいた方が良いですよ、という事なんですね。
以上、秋からのジャケットスタイルを夏とは違った雰囲気で、シックに着こなすために避けたいポイントを挙げてみました。参考にしてみて欲しいと思います。