オヤジだからこそセクシーに着こなせるシャツの極意とは?
- 2017/05/29
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Tシャツを着て季節を実感したいのが夏。
しかし大人の男を演出するなら、やはりTシャツよりは襟付きのシャツですよね。
シャツの裾をパンツ(下着じゃなくてズボンの事ですよ)の中に入れるタックインであろうが、パンツの外に出す格好であろうが、シャツを上手く着こなすオヤジはまだまだ少ないですから、これを読んでひと味違う、おしゃれでセクシーな大人の男になって、夏を楽しんで欲しいと思います。
という事で今回は、オヤジのためのシャツのこだわりポイントをお届けします。
衿のデザインにこだわる
シャツの顔は衿にあると言っても良いでしょう。着る人の顔の下に位置しているので、この衿の違いによってその人の印象も変わってきます。
私が過去、ドレスシャツの製品化に関わった際には、衿の形はかなり細かい調整を何度もした事を覚えています。それだけシャツにとっての衿とは大事な部分なのです。
形には流行もあるので、流行という視点も持っておくと良いでしょう。最近では「ホリゾンタルカラー」という形が一般に広まったので、少しずつ次の流行にシフトするか?というところです。
カジュアルではスタンドカラーも楽しめますし、バリエーションは豊富になるので是非色々と見比べてみましょう。
フィットにこだわる
若い世代であれば、かなり身体にフィットした、タイトなサイズが好まれる傾向にあります。しかし我々オヤジ世代は、そこに「余裕」を持たせたいものです。
シャツをタックインさせた時に腰回りにたるみが少しも出来ない様なシャツのサイズ感は若い世代に任せておいて、オヤジ世代としては多少ゆとりを持たせたサイズにするのがオススメです。
このサイズの余裕が、ファッションとしての印象も「余裕のある男」に見える様な効果を生み出します。
もちろん、ダボダボな全くサイズの合っていない大きなものを着るのはNGですよ。
それはだらしないだけですから。
ジャストで合わせたいのは肩です。シャツの肩と、自分の肩の位置が合っているものを選びましょう。
色にこだわる
オヤジは「パッと見」のファッションを取り繕っても大した印象は与えられません。それよりも、人生の酸いも甘いも噛み分けた人生観を滲ませるのがセクシーさや本当のおしゃれに繋がります。それって、奇抜な色を着ることではないんですよね。
ごく普通の色を着ても味わい深く感じられる雰囲気が、オヤジのファッションだといえます。ごく普通の白やブルーを着て滲み出る味わいです。そのこだわりとは、「白さ」や「青さ」の質です。そういう視点で色にこだわれるのって大人の愉しみですよね。
さらに、夏は明るい色ばかりが主役ではありません。「サマーダークカラー」というのがある様に、夏にダークな色で変化を出すのもまた、楽しいものです。
着こなしにこだわる
シャツの着こなしとしては、前述の通りシャツをタックインさせたり、裾を出したりします。裾を出す際は長さに気を付けましょう。股が隠れてしまう様な長さは長過ぎです。さらに、タックインの時は裾がある程度長くないと、腕を上げた時などに裾がパンツからはみ出てしまいます。これも格好悪いので、タックインをする際のシャツはある程度の長さが必要です。
さらに、袖にも一工夫。夏は半袖を着たくなりますが、ここであえて長袖を選び袖をまくります。こうすることで大人のワイルドっぽさを演出することができるのです。
雰囲気にこだわる
これまで書いてきたことを踏まえた上で、大切な事があります。細かいことに集中してしまうのではなく、結局は全体としての見た目の格好が格好良いかどうか?
が大事だということ。
これまでに書いたデザインやサイズ、色はそれだけを盲目的にこだわるのではなく、全体の装いとして格好良くなるためにこだわるという事を忘れてはいけません。
実際にやる事はカンタン。家を出る前に姿見(全身が映る大型の鏡の事ですよ)で自分の装いを確認すれば良いのです。
一度着たら、こだわった服の事は忘れる
大人のファッションは微差が大差になるほど大事です。そのために細心の注意を払う事が、格好良さを左右するのです。しかし、一度装いを決めてしまったら後は1日を楽しむ事に意識を使いましょう。そのために装ったのですから。決して、1日中服のことを気にするなんて事があってはなりません。それは野暮というものです。
一度バッチリキメたら、後は服の事を気にせずに楽しめば良いのです(もちろん、はだけたりしたら直しましょうね)。
あえて言うなら「1日を思い切り楽しむことにこだわる」でしょうか。その姿勢が、装いの最後の仕上げとなるのです。格好良く、オシャレに夏を楽しみましょう。