マレーシアの経済状況は安定的に発展!海外の投資先として注目
- 2018/12/17
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「東南アジアの優等生」であるマレーシア
マレーシアは、東南アジアに位置しており、タイヤインドネシアなどと国境を接している国です。日本とも縁の深い国の1つなのですが、実は「東南アジアの優等生」と称されるほど、マレーシア経済は安定した発展をしてきています。ちなみに、シンガポールも「東南アジアの優等生」と呼ばれています。
経済が安定していることもあり、マレーシアは海外の投資先として人気です。海外投資に興味がある方は、マレーシアも検討するべきです。そこで今回は、マレーシアの経済状況や投資情報について紹介していきます。
安定した経済発展を遂げてきたマレーシア
マレーシア経済は、安定した経済発展を遂げています。リーマンショックによって2009年こそマイナスの経済成長率となっていますが、2010年以降は4%~7%台のプラス経済成長率を誇っているのです。
また、物価も周辺諸国に比べれば安定しており、政治的にも不安定感がありません。そのため、経済についての不安要素も比較的に少なく、今後も安定した経済成長をしていくことが期待されているのです。
2020年には先進国の仲間入り?
順調な経済発展を遂げているマレーシアですが、2020年までに先進国の仲間入りすることを目指しています。1991年に「ビジョン2020」という長期計画を策定しており、2020年までに先進国入りすることを目標としているのです。
「ビジョン2020」では、段階的な計画を発表しています。2016年以降は、「第11時マレーシア計画」によって目標実現を目指しています。この計画では、GDP成長率は年平均5~6%や2020年の失業率2.8%など、具体的な数値目標が掲げられているのです。
マレーシア経済を支えている要素とは?
マレーシア経済を支えているのは、主に3つの要素です。その要素とは、「天然資源」「IT」「観光」の3つです。それぞれの要素について、簡単に紹介していきます。
<天然資源>
マレーシア経済を支えている要素の1つが天然資源です。実は、マレーシアは天然資源が豊富です。とくに鉱山資源が豊富で、スズや金鉱、ボーキサイト鉱などを産出しています。また、原油や天然ガス、石炭なども産出しており、天然資源がとても豊富なのです。
<IT>
マレーシアは、IT先進国を目指しています。ITインフラの整備を行うだけでなく、国内企業への支援などを行なっています。これらは成功しており、アメリカに本社を置くデル(Dell)のアジアにおける生産拠点を確保するなど、成果を出しているのです。今後も、マレーシアのIT化が進んでいくとみられています。
<観光>
マレーシアの主要産業には、観光も挙げられます。昔から、マレーシアにはペナン島というリゾート地があります。しかし、他の島もリゾート開発することで、観光客を増やしており、外貨を獲得しているのです。
マレーシア株はどうなの?
マレーシアは、経済が安定して発展していることから、投資先としても魅力的です。マレーシア株は、日本だけでなく世界的にも注目されている存在となっています。
マレーシア株を購入する方法は、大きく分けて2つあります。まずは、現地で証券口座を開設し、マレーシア株を購入する方法です。とは言え、現地まで行き口座を開設するのは大変でしょう。そんな方は、SBI証券や楽天証券などでもマレーシア株の購入が可能です。
マレーシアは投資先として注目すべき!
今回は、マレーシア経済や投資情報を紹介してきました。マレーシア経済は、「東南アジアの優等生」と言われるほど、安定した経済発展を遂げています。「ビジョン2020」を掲げており、2020年までに先進国の仲間入りをすることを目指しているのです。
そのため、投資先としてマレーシアは魅力的です。今後も順調に成長する可能性が高く、不安要素がほとんどありません。しかも、現地の口座がなくとも、マレーシア株の購入は可能です。ぜひ、海外への投資を検討している方は、マレーシア株にも注目してみてください。