ついにはじまった平昌オリンピックと裏の動き
- 2018/02/24
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なんだかんだで始まった平昌五輪
開幕直前になって、北朝鮮との合同チーム問題や、平壌(ピョンヤン)オリンピックになってしまったと韓国国内から突き上げの声まで上がった平昌(ピョンチャン)オリンピック。なんだかんだといわれつつ、ついに開幕しました。
すでに、注目競技であるスキーの女子ジャンプでは高梨沙羅選手が銅メダルを獲りました。スピードスケート女子の小平奈緒選手が1000メートルで銀メダル。同じく高木美帆選手が銅メダル。高木さんは1500メートルで銀を獲ったのに続いてのメダルです。
その他にもメダルが出ており、結構よい成績の日本選手ですが、金候補の種目で銀に終わるなど、やはり勝負はやってみないとわかりません。
そんな中、北朝鮮との合同チームとなった韓国の女子アイスホッケーですが、同じ2連敗の日本を迎えての決戦?となった14日。下馬評どおりの展開になるかと思われた序盤でしたが、日本が2-0とリードしたまま点が動かず。そうこうしているうちに、ナント!合同チームが2-1とオリンピック初得点。結果は4-1で日本の勝利でしたが、予定通りのアウェー感は見事でした。まあ、日本もオリンピック初勝利だったので、よしとしましょう。
日本のオヤジとしては、この日、カーリング男女が始まり、女子がアメリカに、男子がノルウェーに勝利の白星発進がなんとも朗報でした。
さて、夏の大会ほど盛り上がらない冬季オリンピックですが、それでも朝鮮半島の話題のほとんどを占めるに至っています。開会式前日の軍事パレードの話題があった以降、オリンピック以外の報道はほとんどありません。少なくとも、テレビメディアでは平昌オリンピックに対する忖度なのか、一部の番組を除いて、混迷を極める現状をスルーしているかのようです。
実際のところ、事前の予測どおりオリンピック休戦状態なのでしょうか。それはそれで、北朝鮮の核とミサイル開発が捗る感があります。
安倍総理が北朝鮮に言及
朝日新聞デジタルによると、日本では、安倍総理が国会で答弁。野党の質問に答えたもので、「北朝鮮は核を保有しているが、核兵器国とは認定していない」としています。
要するに、核兵器として完全運用できる状態には至っていないということですが、この見立てがどこまで当たっているかはわかりません。もっとも、このオリンピック期間中にはアメリカに届く核兵器ができるのではないかといわれている現状では、いまこの瞬間が核兵器保有国ではないとしても、それで安心できる話でもないでしょう。安倍総理も安心だとは発言していませんが。
トランプ大統領も、このところ普通の大統領になったかのような印象です。あくまでも報道によればですが、アメリカもオリンピック期間中は発言を控えているのでしょうか。
もっとも、韓国の文大統領に注目が集まっているこの時期に、わざわざ日本やアメリカが目立つ必要はありません。放っておけば、文さん率いる韓国の動きがおかしいことが、国際社会にハッキリと印象付けられるわけです。考えてみると、こんなにありがたい状況がこれまでにあったでしょうか?
文大統領には感謝しなければならないかもしれません。
ただ、韓国の国民にはありがたくない話である可能性が高いでしょう。オリンピック後は、ますます韓国の立場が悪くなりそうな予感しかしません。しかし、そんな大統領を選んだのも韓国国民です。
オリンピック・パラリンピックが終わったら、またまた前大統領と前々大統領を攻撃することで国民の支持を回復させようとするのか?はたまた、反日親北を驀進するのか?春はすぐそこまで来ているのに、開戦前夜一時停止なども含めて寒い話が満載のようで、そこが問題です。
実のところ、静かなときほど裏で何かが動いているものです。いまはそれを知る術がありませんし、日本選手の活躍を見守りながら、何も事件が起こらないことを期待します。