2019年度版副業がしたい!本業が「事務職」には〇〇を生かしたこんな副業があった!?【キャリアのプロ】
- 2019/06/03
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事務職は、間接部門であることから直接部門の営業職よりも給与が低いことも多いものです。
そのため、給与だけでは生活が苦しい…もっとゆとりが持てたらいいのに…と考える人も多いのではないでしょうか。
お金にゆとりのあるオヤジは、趣味や人との交流にもお金が使えるため、より魅力的に感じられるもの。
そこでこの記事では、事務職が本業の人ができる副業について紹介します。
副業でお財布にも心にもゆとりを持つことで、魅力的なオヤジに近づけるでしょう。
手慣れた入力作業を活かす!データ入力
事務職の人にまずおすすめしたいのが、データ入力の副業です。
クラウドソーシングが多いものの、時々直接雇用もあります。
データ入力の仕事は、主にExcelへの数値の入力がメインです。
顧客情報や、受発注に関する数値をひたすら正確に打ち込むため、事務職ならではのスピードと正確さがあれば、かなり効率のよい副業になるでしょう。
時給制の案件もあれば、出来高制(データを何件入力できたか)の案件もあります。
土日や、終業後のちょっとしたスキマ時間にもできるおすすめの副業です。
【メリット】
・本業である事務職の入力スキルを活かせるから、効率的に仕事ができる。
・時給制でも出来高制でも、空いた時間に気軽に仕事ができる。
・場所を問わずにできるため、交通機関での移動時や終業後など好きな時に働ける
【デメリット】
・時給制の場合、900円/時からというところも多く、副業でもガッツリ稼ぎたいと考えている人には物足りない可能性あり。
・クラウドソーシングの場合、仕事が見つからない時もあり、副収入額が変動する可能性あり。
スケジュール管理スキルを活かす!秘書代行
起業する人が多い中、自身のスケジュール管理まで手が回らず、秘書を雇用したいと考えている人も少なくありません。
でも、秘書として正規雇用するほどでもない…という事情を背景にできたのが、「秘書代行」という副業です。
雇用主のスケジュール管理、ホテルや航空券の予約、指定された書類の作成などが業務に含まれます。
1週間分の依頼がまとめてあるケースもあれば、その日その日で連絡が来るケースもあります。
【メリット】
・業務自体の難易度は低く、休憩時間にもサクサクこなせる。
・月報制の案件も多く、副業としての収入を安定させやすい。
【デメリット】
・電話応対業務も含む秘書代行の場合、本業と並行しにくい。
書類作成スキルを活かす!ライティング業務
事務職の人は、日々社内書類、社外書類を作成しているため、文章能力とタイピングスキルが鍛えられているでしょう。
文章能力とタイピングスキルを活かして、ライティングを副業にするという選択肢もあります。
ライティングは、パソコンとインターネット環境さえあれば、簡単に始めることが可能です。
クラウドソーシングサイトなどで応募し、依頼を受けることができれば、すぐに働けるという点が魅力的。
1文字いくらという文字単価制の場合と、記事1本いくらという記事単価制の場合があります。
【メリット】
・パソコンがあれば、誰でも簡単に始められる。
・タイピングが早く、文章能力があれば、時給換算するとかなり稼げる。
【デメリット】
・本業でもパソコンを使って仕事をしているため、眼精疲労を招く可能性あり。
電話応対スキルを活かす!テレフォンアポインター
得意・苦手が分かれる電話応対業務ですが、得意な人にはおすすめな副業があります。
在宅でもできるテレフォンアポインターの仕事は、家庭教師や学習教材、マンションの購入などを電話で売り込み、資料請求や成約を取り付ける仕事です。
時給制に加え、資料請求までこぎつけられればインセンティブも入る案件もあり、比較的高額な副収入も期待できます。
電話応対が得意な人、断られてもそれほど気にならない人は、この副業に向いているでしょう。
【メリット】
・在宅でできて、電話代は会社持ちの場合が多い。
・スマホがあれば、他に必要なものはないため、簡単に始められる。
・資料請求に至らなくても時給は固定でもらえる。
・インセンティブがある月は、本業並みの副収入になることもある。
【デメリット】
・プッシュ型のため、断られることも多く、ストレスに感じる人もいる。
PCスキルを活かす!パソコンインストラクター
事務職の場合、パソコンを使うことも多く、おのずとExcel、Wordを始め、クラウドツールにも精通している人が多いでしょう。
本業で培ったパソコンスキルを活かし、インストラクターとして受講者へパソコンの使い方を指南するという副業もおすすめです。
他者に教えることで、自分のパソコンスキルも更に向上し、本業にもよい影響が期待できる副業だと言えます。
【メリット】
・時給1,000円以上の案件が多く、きちんと稼げる。
・本業のスキルをそのまま活かせるため、新しい業務を覚える労力が不要。
【デメリット】
・本業が終わってからもパソコンをいじることになり、生活のメリハリがつけにくい可能性あり。
【実例1】営業事務をしながら〇〇で月6万円の副収入をゲット!
<G氏が副業を始めたきっかけ>
趣味が海外旅行というG氏は、本業の給与だけでやりくりするのが難しく、ランチはカップラーメンのみという生活を送っていました。
カップラーメン生活を続けることで健診に引っ掛かり、趣味も健康も大切にする目的で副業を開始。
本業が営業事務ということから、パソコンスキルには自信があったため、パソコン教室で終業後に副業を始めました。
<パソコンインストラクターの副業により、ランチも趣味もグレードアップ>
G氏は本業でPowerPointやPublisherも使用していたため、知識もスキルも十分すぎるほどありました。
即戦力として、週に3日、終業後2時間、時給1,200円でインストラクターとして活躍。
休日にも4時間ほど、体に負担のない程度で出勤したところ、約6万円の副収入を得ることに成功しました。
ランチは少し高額でもヘルシーなものを食べられるようになり、旅行の宿泊先も少しグレードアップできるようになったということです。
G氏の場合、講習の参加者数によって追加報酬が出るため、より多くの講習者を集めるために、更なるスキルアップを目指しました。
もちろん副業で得たスキルは本業の営業事務にも生かされています。
【実例2】経理事務をしながら〇〇で月2~8万円の副収入をゲット!
<H氏が副業を始めたきっかけ>
H氏の会社は、働き方改革を受けて2019年度からそれまで禁止されていた副業が就業規則で認められるようになりました。
H氏の同僚が、終業後に副業を始めたのをきっかけに、自分の特技を生かせる副業を探すようになったということです。
<得意のデータ入力で、多くの案件をこなせるように>
H氏の本業は経理事務であり、新卒から30代後半までスキルを磨いてきたという実績があります。
そこでクラウドソーシングサイトでデータ入力の副業を開始しました。
慣れるまで時間がかかるかと思いきや、入力速度が速く、作業も正確。
こなせる案件が多いことから、より多くの仕事を請け負うことができ、月に最大8万円の副収入を得ることができたということです。
ただ、依頼の少ない月もあり、このような月には仕事がしたくてもできず、月2万円程度の副収入にとどまることもあります。
直接依頼ではなく、クラウドソーシングで副業をする場合ならではの現象でしょう。
パソコン操作時間が増えたため、目の疲れを感じることもあるそうですが、今のところメリットの方が大きいと感じているということです。