バブルの落とし子たちの再就職方法は、あの人気マンガがお手本だった?

  • 2018/10/28
  • ビジネス
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年功序列が崩壊し、終身雇用もなくなったと言われるが、年代別平均賃金では未だに50代がピークだ。

リストラ、転職失敗、介護、ローン返済など、一度道を踏み外せば、年収1000万の人でも、あっさりと年収300万~400万に落ちるのが、この世代の現状。

だが世間は、そんな50代に対し甘くない。
『バブル入社で恵まれていたくせに』と就職氷河期入社の後輩たちには睨まれ、息子世代とは話も人生観も合わない人が多いのではないだろうか。

事実、転職コンサルを悩ませるのは『バブルの遺産』の様な人たちである。
では起死回生、バブルのお荷物と言われる人たちが、再就職する道はあるのだろうか。

 

再就職できないタイプは決まっている

転職コンサルの所に相談に来る中高年で、コンサルを悩ませるタイプは以下の項目が当てはまる。

再就職できないタイプは決まっている

1:やりたい事がみつからない
2:何が出来ますかと聞いたら、今の仕事もしくは『部長が出来ます』という答えしか返ってこない
3:今の職業より地位名誉給料が下がる事を嫌がる
4:自分の事ばかり喋る
5:メタボなど健康上のリスクをしょっている

転職コンサル曰く、この様な項目が当てはまる人は、年齢が高いなり、学歴が低いから就職不可能という事ではなく、例え30~40代でも再就職、転職が潜在的に不可能なタイプなのだという。
この様な人を再就職させるのがプロでも至難の業である事が判るだろう。

この様な人たちを再就職させるには、まず『やりたい事』を本人に見つけさせることが先決である。
正確にいえば『やりたい事を職につなげる事』が大事だ。

呼ばれるオヤジは、人気漫画のあの『おじさま』を参考にする事

携帯会社や通信会社のSSEや、時計会社の時計修理技能士、自動車整備士など社内で特別な資格を取り、実務経験を積んだ人であれば、転職、再就職はしやすいだろうが、そうでない人の場合は限られてくる。
まずこうした現状を頭に叩き込むべきだ。

そして身だしなみや、ふるまいを整え、人間性を豊かにする事が求められる。
長い間、社畜同然で同じ会社に20年近く勤めているオヤジにとって盲点になっている所だ。

社内の人間や取引先の人間は、貴方の人間性に少々問題があろうと、ふるまいがチャラチャラしていようと、黙っている。
だが再就職となると、そのあたりに問題がある人を採用するかといえば、採用対象にはならない。

では、再就職される、みだしなみや人間性は、具体的にどの様なタイプなのだろうか。

 

呼ばれるオヤジは、人気漫画のあの『おじさま』を参考にする事

今ツイッターで絶大な支持を集めている人気マンガに『おじさまと猫』というのがある。

子供が成長した後、妻に先立たれた音楽教師の”おじさま”が、ペットショップで売れ残っていたエキゾチックショートヘアの”ふくまる”と出逢い、人生を変えていくという漫画だ。

“おじさま”は、家にグランドピアノがある元学校の教師で、亡くなった奥さんとは職場結婚だったという経緯が描かれている。
今は、再就職で、音楽教室から派遣され、幼稚園に教えに行ったり、音楽教室で生徒を教えているという設定だ。

呼ばれるオヤジは、人気漫画のあの『おじさま』を参考にする事

“おじさま”は、企業、自営業、スタートアップに関わらず、中高年の再就職に必要不可欠な『みだしなみと人間性』を兼ね備えているからこそ、漫画の主人公なっても読者が納得するのではと思う。

そんな『おじさま』の特徴は、以下の通りだ

1:無駄な若作りを心身共にしない
2:清潔感のある服装を心掛け、加齢臭など女性に嫌われる体臭と無縁
3:息子、娘程年の離れた職場の人から慕われている
4:自分と正反対のタイプの無二の親友が居る
5:第三者にも、また逢いたいと思われる程、印象が良い
6:仕事はそつなくこなし、イヤミがない

おそらく、おじさまの様なタイプは、業界の求人広告を毎日見て今の職を探したのではないだろう。
音楽教室側からオファーがあったタイプだ。

呼ばれるオヤジは、人気漫画のあの『おじさま』を参考にする事

たまに、ガッチガチのムキムキになったのを自慢し、口先だけの甘い言葉を吐けば女性は寄ってくるとカン違いしている残念なオヤジがいる。
はたまた武勇伝を披露したり、仕事ができますアピールをすれば、後輩がすごいと言ってくれると勘違いする人もいる。

こうした行いが貴方に、いい再就職先や、良き出会いをもたらしただろうか?答えはNOだろう。

いかがだろうか。
中高年の再就職の場合は、出来れば現役時代に身に着けたスキルを活かす道を選んだ方がいい。
その上で、身だしなみに気を付ける事が必要とされるのだ。

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