人事部がコッソリ教える、実はリストラしたい40代、50代ってこんな人?
- 2018/04/22
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仕事はソツなくこなしているし、部下からは信頼されている、この業界でやっていくには、オレは安泰だな。
この様に慢心している40代、50代の専門職は居ないだろうか。
同じ業種という、ぬるま湯に長々と浸かっているオヤジを人事部が目をつけないはずもない。
オヤジの時代には、公務員に次ぐ安定の代名詞だった銀行員採用も、今年からメガバンク3行を中心に削減となった。
全国銀行協会会長で・みずほ銀行頭取・藤原弘治氏によると、『どんな年代であれ、攻めていかない人材は採る必要がない、居ても意味がない。』という事だった。
この言葉通りに行くと、人事部が『再就職支援金を出してでも辞めてもらいたいオヤジ』は社内にいるという事になる。
それが業績、部下うんぬんに関係ありませんと言われたら、どうするだろうか?
お金を払ってでも雇いたいオヤジ3つの条件
糖各企業の人事部が、40以上の男女で『わが社に来てもらいたい』と決める条件は、仕事のスキル以外に、以下の3つ事だった。
1:突発的な問題に潔く対応できる人。
2:取引先や、部署内の人間関係を率先して解決できる人。
3:公私混同しない誠実さ。内輪という身びいきをしない人。
人事担当者曰く、40~50代は、自分に対する評価が主観的で甘い人が多いという。
転職経験がない人や、転職したのは20年前で関連会社という人や、同業種に転職してる人は尚更だ。
自分の管轄下で、想定外の事が起こった時に、謝りもせず『予想外でした』と開き直るだろうか。
オレの人柄の良さで部下がついてくるとSNSで自慢する上司がいるだろうか。
この様な40代~50代が居たとすれば、コンプライアンスが生ぬるい業界や会社ばかり渡り歩いたに違いない。
普通の企業であれば20代でクビを宣告されてもおかしくないのだが、何故かオヤジ世代ではまだいる。
では人事部に目をつけられやすい、オヤジはどの様なタイプだろうか。
親分肌の課長さんがヤバい理由
人事部がリストラ対象に挙げる、40~50代は以下の通り。
1:親分肌の課長タイプ
2:パワハラ、セクハラ、不倫、身ひいきなど、内輪のノリで仕事をしている
3:知らぬは上司のみで、部下に派閥が出来ている
4:問題解決能力がない、ご都合主義の部下が直属に居る
身に覚えのあるオヤジは、ギクっとしているだろう。
それなりのドブ板営業で、過去に実績と顧客は掴んでいて、人脈もあり、忙しいのが特徴だ。
だが銀行で言う所の支店長なり、フランチャイズ店で言う所のディレクターや支配人ではない。
あくまで『彼らの下』で働く準正社員クラスキャラが固定されている。
これは『やりがいはあって給料がもらえる仕事はしたいが、責任のある仕事はやりたくない』というオヤジの長年の仕事に対する姿勢がにじみ出ているのだ。その為、企業としてはクビを切りやすい。
これで不倫や、パワハラ、セクハラが露見した日には、手当1つも貰えず、会社を追い出される事になる。
スキあらば何かしてやろうという浮ついた心構えがある管理職も実はバレバレなのだ。
では、この様な親分肌課長さんキャラが、他に目をつけられやすい理由は何だろうか?実は貴方についてくる部下に理由がある。
部下の雰囲気がマズくないか
そんな宙ぶらりんな姿勢は部下や顧客にまで伝染する。
これら上司を待っている職場の部下の雰囲気は、明らかに真っ二つに分かれている。
正確には、派閥と、知らん顔している3つのグループにだ。
雰囲気が真っ二つに分かれている原因は、上司の直属の部下の質に問題があるだろう。
1人が堅実で仕事もソツなくこなすタイプなのに対し、もう1人が仕事はこなすが、都合の悪い事は全部忘れたり、適当な作り話をするタイプであるとするならばどうだろうか?
部署に派閥が出来ていたとして、直属の上司が、後者の様な、都合の悪い事は全部忘れてしまうような人を普段から頼りきっていたり、仕事を丸投げしているようでは、人事部に目をつけられても仕方がない。
こんなオヤジに限って『この会社に居て〇〇チルドレンを作ったのだから、オレは功績を残せた。』と勘違いする。
仕事をするのに派閥を作らないのは、ビジネススクールでは当たり前の話だ。
気が付かないという時点で、アウトだろう。
まっとうな企業に、勤めていれば、この様なアウトなオヤジは人事からアウトプレースメント『再就職支援』会社を紹介され、こちらに行けばどうですか?という事になる。
そうなる前に、以上の事柄を振り返って、会社を追い出されないようにするか、自分で再就職先を見つけるかが、オヤジの選ぶべき道だ。
間違っても怪しい副業に手を出すべきではない。