あえて出世競争を降りる理由とは?
- 2017/09/24
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あえて出世から降りるという選択
出世のレールに乗れるのは、全体数からするとほんのわずか。
その残り少ない席を取るために、企業では毎日のように出世レースが繰り広げられています。
しかし近年、そのような出世レースをあえて降りて定時に帰る社員も少なくありません。
出世をすれば収入が増えますし(例外もありますが)、今よりも立場が上がるのは確実。
平社員でいるよりも、リストラのリスクを下げることもできます。
それなのに、なぜあえてその出世レースから外れようとするのか。
その理由についてご紹介をしたいと思います。
プライベートを充実させるため
仕事が全て。
一昔前にはそんな生き方をしている人が多くいましたが、現代では仕事よりもプライベートを大事にしたいという人も増えています。
そんな生き方をしたいという人にとっては、出世競争はむしろ邪魔。
出世のために膨大な時間を費やしてしまっては、自分の時間を持つことができません。
そのため、出世競争からあえて降りる人も存在をしています。
仕事が全てかプライベートも大事にするか・・・正解というのはなく、どちらも生き方の1つ。
ただその割合が昔に比べると、変化が現れているということなのでしょう。
責任を避けるため
出世をすると当然会社での責任も重くなり、何かトラブルがあった時には責められる立場にもなります。
中間管理職なら上と下の板挟みにもなり、ストレスが増えることも。
そうした責任を敬遠して、出世を嫌がる人も少なくありません。
現場の仕事の方が好き
出世をすると指示を出す立場になり、仕事内容も平社員だった頃と変わります。
しかしそのように指示を出すよりも、現場で働く方が性に合っている。
そのような理由から、出世をしたくないという人も存在しています。
職人気質な人に、より強い傾向ではないでしょうか。
別の収入源があるため
インターネット環境の普及により、副業の有り方も一変。
さらに株やFXといった投資も、簡単に始められるようになりました。
別の収入源を持っていれば本業で無理をする必要がなく、むしろ出世をするよりも稼いでいる人も珍しくはありません。
このようにパソコンやスマートフォンからさまざまな方法で収入を得られるようになったことも、出世をしたい人が減った要因です。
将来、転職を検討しているから
将来的に転職を検討している人にとっては、出世はむしろ弊害になる恐れがあります。
1つの会社で定年まで働くということが当たり前だった昔と違って、現代では数年で別の会社に移る人も珍しくはありません。
そんな時代性もあって、出世を避けている人が増えているのでしょう。
まとめ
あえて出世を避けている人には、こうした理由があります。
出世には出世のメリットがありますが、出世をしないことにもメリットがあることがわかりますね。
出世レースに敗れてしまいガッカリしている人は、そうした出世をしないことによるメリットを大事にしてみてはいかがでしょうか。