サラリーマンが知っておきたいハラスメントの種類

  • 2016/09/28
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増えつつあるハラスメント

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最近は、なにかにつけて「ハラスメント」という言葉が使われていますが、その種類は30を超えており、今後も増えていきそうな勢いです。

以前は、職場で気をつけるべきハラスメントとしてパワー・ハラスメント、セクシャル・ハラスメント、モラル・ハラスメントの3種類が取り沙汰されていましたが、2016年にはジェンダー・ハラスメントについて見聞きする機会が多かったと思いますし、今後はマリッジ・ハラスメントにも気を付けたいところです。

ただ。正直、言葉を聞いただけでは、具体的なことはイメージしにくいですよね。それで職場でありがちな会話からハラスメントに当てはまりそうなことをご紹介します。

 

マリッジ・ハラスメント

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「そろそろ結婚したらどうだ?」「シングルファザーは大変だろ、早く再婚しろよ」
ついうっかり言ってしまいがちなセリフですが、これは立派なハラスメントです。現代では男性の3人に1人が結婚をしていません。20代に限っていえば、7割以上が独身です。また、最近では離婚した男性が子供の親権を取ることも増えつつありますが、職場にシングルファザーがいては、仕事を頼みにくいこともあり、過度に再婚を勧める上司や同僚も目立ちます。今では、配偶者がいる人もいない人も、子供がいる人もいない人も、男性も女性もみんな同じように外で働く時代です。昔の感覚を一度捨てなければいけません。

 

アルコール・ハラスメント

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「付き合いが悪い」「場がシラケる」「上長の前なんだから」
お酒を勧めるシーンにおいて、お酒を飲まない人に脅迫染みた言葉を吐く人もいますし、悪酔いをして周囲に迷惑をかける人もいます。これはどちらもハラスメントに該当します。そもそも日本人は体質的にアルコールを受け付けない人が多いのです。無理に飲ませて、翌日の仕事に影響が出たら、そのときにはどのような言葉を伝えますか。追い打ちをかけるように叱責するようなことがないよう注意しましょう。当然、飲み会への強制参加もハラスメントです。

 

ジェンダー・ハラスメント

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「男らしさ」や「女らしさ」という言葉は、差別的な表現として扱われるようになっています。仕事においても力仕事は男性とかお茶汲みや掃除は女性とかという考えも差別的なものとなっています。「男なんだからしっかり働け」「女なんだから気を遣え」というのは、言葉にしてはいけません。男性が力仕事をしてくれるのも、女性がお茶くみや掃除をしてくれるのも、単にその人の好意であって性別を理由に強要するものではありません。

 

マタニティ・ハラスメント

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「そろそろ仕事を休んだらどうだ」「この仕事ができないなら辞めろ」
妊娠中の女性を休業や退職に追い込むような行為は、ハラスメントの中でも重大な法律違反に当たります。無理な仕事をさせることや心身的な負担をかける言葉を発するだけではなく、仕事を与えないのも問題となります。妊娠中の女性にうまく働いてもらうことも、これからの時代には大切なことです。

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