海外投資が選ばれている理由とは?
- 2018/06/08
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海外投資の理由とは
いつ何時リストラされるかわからない現代社会。
毎日頑張っているのに一向に給料が上がらず、会社に失望している人も多いのではないでしょうか。
そんな世相もあってか、近年では投資ブームが巻き起こっています。
投資と言えば、定番の方法は株。
しかし近年ではそうした国内の株式のみならず海外への投資も流行しており、給料以上の収入を得ている人も少なくありません。
それにしても、なぜわざわざ国内ではなく海外に投資する人が多いのか。
ここでは、その理由をご紹介したいと思います。
金利が高いため
国債にしても預金にしても日本の金利というのは著しく低く、長期間寝かせていたとしても大した金額にはなりません。
海外を見ると資源国あるオーストラリアやニュージーランドは日本の4倍以上国債の金利が高く、またFXでは円との通貨ペアを買うだけでスワップポイントと呼ばれる金利が貯まっていきます。
どうせ投資をするのなら、金利の高い所に・・・。
そのように金利の高い国に投資家が集まるのは、当たり前と言えば当たり前と言えます。
リスクヘッジをするため
財政破綻のリスクがない国など存在せず、先進国である日本も例外ではありません。
そんな事は起こらないに越したことはありませんが、備えておくことも必要です。
例えば海外に投資をしていれば、日本に何かあった場合にもある程度の資産を残すことができます。
このようなリスクヘッジのためというのも、海外投資が選ばれている理由の1つです。
投資先の選択肢が格段に広がるため
日本だけではなく海外も投資対象にすることにより、投資先の選択肢を格段に広げることができます。
たとえ日本が不景気になったとしても、世界的な大恐慌でも起こらない限りその一方で好景気となっている国も存在しているはず。
そうした国々に投資をしていれば、日本の景気に左右されずに資産を増やすことも可能です。
国内に絞るよりもグローバルに投資を楽しむことができます。
ただしもちろん、投資先の国が急速的に不景気になるリスクがあることも承知しておきましょう。
海外投資のデメリットは?
このように海外投資には、金利の高さやリスク分散といったメリットがあります。
こうしたメリットを考えると、海外投資が流行する理由も頷けるのではないでしょうか。
ただ海外投資には良いことばかりではなく、デメリットも存在しています。
まずは為替によるリスク。
為替相場は常に変動しており、時には1日で凄まじい勢いで暴落する時もあります。
いくら海外の金利が高いとはいえ、暴落をした後に値が戻らなければ金利差を大きく上回る損失を抱えてしまう可能性があります。
また海外の政治や経済状況をある程度勉強しなくてはならないというのも、デメリットと言えばデメリット。
当たり前ですが現地に住んでいるわけではないぶん日本のことよりも情報に疎くなりがちなので、インターネットなどから常に最新の情報を入手するようにしましょう。
またこれは日本でも同じことが言えますが、投資先の国がバブル崩壊や債務不履行などのカントリーリスクを抱えている点が挙げられます。
これが起こってしまった場合その国の金融商品は暴落してしまう可能性が極めて高く、多大な損失を被る可能性があります。
海外投資は必ず儲かるわけではなく、このようなデメリットがあることも知っておきましょう。
投資ブームはまだまだ続く
投資ブームはまだまだ止むことはなく、これからも海外投資を始める人は増えていきそうです。
ただ投資にはリスクもあり、何も知らないのに手を出してしまえば火傷をすることになります。
しっかりと知識を身につけ、場合によってはコンサルタントに相談を行うようにしましょう