日本の株式投資はソフトバンク一択でもイケる
- 2018/01/18
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他人にお財布を作ってもらった男の話
欲しいものがたくさんあるけどお金が足りないもんだから、世界中の「持っている」人たちを口説いて、とうとう「10兆円ファンド」なるお財布を作っちゃった、ソフトバンク・孫正義氏。
先頃、このファンドを「2年で使い切っちゃうかも」という大胆発言が記事になり、もうこの方は銀河系のどこを見ているんだと思わずにはいられない、スッカラカンの凡人がここに一人います。
そんな銀河系スーパービジネスマンの勝ち馬に、私たちがカンタンに乗る方法ってないものでしょうか。
ええ、意外と近い場所に銀河鉄道999(古いな、おい)の優待乗車券が落ちているもんですよ。
それが、ソフトバンクへの株式投資なんであります。
日経平均絶好調でも思うように伸びないソフバン株
ソフバン株への投資って聞くと、なにも今さらな感じがプンプンするっしょ。
個人投資家なら一度は通る道でもあり。
でも玄人になればなるほど、指標を見れば見るほど、買いから離れたくなるような。
案外そこが私たちの目の曇りじゃないかと思うんです。
日経平均は新年も好調を維持しています。
ご存じのようにソフトバンクは日経平均への寄与度が高く、指数につられる(あるいは指数を持ち上げる)銘柄、いわゆるインパクト大の銘柄です。
よく聞かれる「1銘柄だけで日経平均を30円押し上げる」という表現、あれができる数社のうちのひとつでもあります。
本当ならこのソフバンあたりがグイグイ日経平均を引っ張ってここまで来たっておかしくない。
…ですが、実際はいま株価調整の真っ最中。昨年の年始は株価八千円台、そして久々の一万円台を経て今が九千円とナンボですからね。
最近はあんまり日経平均と連動していないのです。
株価収益率(PER)は13.5倍。
けれど有利子負債は15兆円。
うーん、ハッキリ言っていろいろ考える人ほど手を出しにくい銘柄、なのかもしれません。
先が見えちゃった感のある孫さんに投資を任せる
でもいろいろ考えたくない人にとって、これほど夢のある投資先もありません。
特に日本発企業では。
孫さんには、もう100年先(ご自分では300年と豪語)の世の中がクッキリと見えてしまっているのかもしれません。
その世界の様子から「これを抑えないとやられる」「今ならこの価格で手に入る」とソロバンをはじき、分野を問わずに物色しているのです。
あれ?これって私たちが日頃行っている株式投資と、あんまり変わりないですよね。
ならば、この先100年とは言わなくても、10年単位でなら日本を代表するスーパービジネスマンに投資をお任せする方法もありそうですが、いかがでしょうか。
きっと私たちよりは、ずっと上手に買い物をしてくださるはずです。
この投資が株価にストレートに反映されるのはまだ先
一点だけ気をつけなければいけないのは、いまの「10兆円ファンド」たちが成功しても、ソフトバンク本体に好影響を与える、もっというと、ソフバン株が急上昇するのは、まだ先だということです。
というより、今までのように買ってきたものをなんでもかんでもソフバングループの傘下に入れるということはなくなります。
そのためのファンド構想であり、将来的なかたちとしては孫氏が言うところの「企業集団」でよい、というお話です。
じゃあソフバン株が上がることはないじゃん。
庶民が潤うこともないじゃん。
そう思われますか?いやそんなはずはないでしょう。
株式市場というのはこの手の先読みが大好きですし、投資先によっては私たちの暮らし、インフラそのものが潤うという可能性もあります。
まとめると、
▼自分よりうまい人に投資を任せてみよう
▼いまソフバン株は言われるほど上がっていない
▼大風呂敷、ほら吹き、借金まみれ、こう言われているうちが投資のチャンス
ゆっくり仕込んで、今から3年くらい先には何かの胎動が感じられるとおもしろいのですが。