自己流筋トレの間違いやすいポイント4つ
- 2019/01/31
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自己流筋トレには間違いがたくさん!
フィットネスブームはまだまだ絶好調。筋トレ参加率も上昇しているわけですが残念ながら自己流筋トレを続けている人の多くはあまり目立った成果を得られていないようなのです。
その原因はズバリ、間違った方法で筋トレしているから、です。今回は自己流のみで筋トレをしたりジムに通っている人が陥りやすい4つのポイントについて解説していきましょう。正しく修正すれば体の変化スピードが一気にアップするかもしれません!
筋トレ前に静的ストレッチをしている
筋トレの前に関節や筋肉をぐーっと伸ばす、静的ストレッチを行っている人をよく見かけます。とても一般的な光景なのですが、実はこれは間違いなのです。
静的ストレッチを行っても、発揮できる筋力は高まらないばかりか可動範囲は広がってしまうので結果的にトレーニングパフォーマンスは低下してしまうというのが最近の筋トレ理論なのです。
筋トレ前のウォーミングアップは鍛えたい部位を動かし、筋肉を伸展・収縮させる動的ストレッチが適しています。これは決して難しいものではなく、これから実施しようとする筋トレ種目をほぼ無加重で行えばそれでOK。例えばベンチプレスをやるなら最初はシャフトのみで10回~20回。大胸筋や関連する筋肉、関節をほぐし全体のフォームも確認しましょう。
重りを動かすことが目的となっている
ダンベルやバーベルといったフリーウエイトにしろ、ケーブル等を使ったマシンにしろ、「重りを動かすこと」自体がその種目を実施する目的になってしまっている人がいます。
しかし、筋トレ種目というのはターゲットとなる筋肉を収縮させた「結果」重りが動いている、というのが本来のあるべき姿です。重りを動かそうとするあまり、フォームが崩れ全く関係ない筋肉を使ってしまうと結局トレーニングの効果はほとんど得られないのです。
正しいフォームで扱える重量を選択し、鍛えたい筋肉の動きに意識を集中してトレーニングしましょう。それが結局は成長の近道なのです。
筋トレ前に有酸素運動をしてしまう
ダイエット目的のために筋トレをしている初心者に多く見られるパターンです。ジムに通ってもまず向かうのはトレッドミルやエアロバイク。これらを使って1時間程汗をかいてからちょこちょこっと筋トレをして終了。女性にも多く見受けられるトレーニングの流れですが、これも大間違いなのです。
正しいトレーニングの順番はまずは筋トレで全身の筋肉に刺激を与え、疲労させます。そしてその後に30分程の軽い有酸素運動をしてフィニッシュ。これが正解となります。
筋トレ前に有酸素運動をしてしまうと体内のエネルギーが枯渇してしまい筋肉が強い力を発揮できなくなってしまいます。すると筋肉に本来与えられる刺激を与えることができず、筋肉発達のスイッチはONにならないというわけです。
筋トレ後に栄養補給していない
4つ目の自己流筋トレにありがちな間違いとは「栄養補給が杜撰」という点。トレーニング直後の筋肉は損傷し、エネルギーが補給されることによってより強く、大きく成長するために準備を整えているのです。
このタイミングでタンパク質やアミノ酸、適切な量の糖質を補給すると筋肉が成長する効率をとても高めることが可能となります。
多くの自己流トレーニーは筋トレ直後の栄養補給を疎かにしています。きちんと栄養を摂っている!という人でもプロテインだけで糖質はあまり摂取していない場合も多いのです。
減量期後半のような、体脂肪減少を何よりも優先させなくてはならないような時期以外は、筋トレ直後にはしっかりとした合理的な栄養補給を実践しましょう。