ストレッチポールで、貴方の筋トレも劇的パフォーマンスアップ!
- 2018/03/10
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部位別に筋肉を鍛えていても体のバランスが歪んでいたり、体が凝ったまま鍛えていると効果が半減する。それだけではない。
折角トレーニングをしていてもバランスが悪い体型になるのだ。
俺、体固いんだよね~、ストレッチなんてやりたくないし~、というオヤジにお勧めなのが『乗るだけで楽ちんに伸びて体のバランスも整えられる』ストレッチポールだ。
ストレッチポールって何なの?という方にも、使い方から説明していこう。
ストレッチポールって?
ストレッチポールとは、スポーツクラブでここ数年見かけるようになった、円柱状のフォームローラーの事である。
元々は、’00年、理学療養士たちがアスリートの筋膜リリースのために開発したもので、大きさも、もっと小さいものだった。
どこのスポーツクラブにも置いているのは、直径15cm、長さ98cmのLPNが製造・販売するもので青色の円柱だ。
だがこの商品、正規品だと、10000円ぐらいする。
筆者もネットで正規品しか出回っていなかった頃は、効果の良さは判っていても手が出なかった。
ここ数年、同じ素材規格で、なおかつデザインもカラフルな廉価版が、楽天やYahooショッピング、アマゾンに、ごろごろ出回った為、筆者もこれを買って家でやっている。
サッカーの中村選手や、バレエダンサーの草刈民代さんが使っている事で知名度があがっているが、いざ、スポーツクラブに行くと、ストレッチポールを使っている人が案外少ない。
あれだけ利用者がいるのに、ストレッチポールをフルに利用している人は数える程しかいないのが現状だ。
ではこのストレッチポール、どの様にして使うのだろうか。
一番簡単なのは、寝っ転がるだけ
一番簡単な使い方は、ポールの上に仰向けに寝て、腰をぴったりとくっつける事だ。
普段猫背の人は、鎖骨周りが、バリバリバリと剥がされる感覚になるだろうが、それだけ肩が前のめりになって猫背になっているという事である。この写真のように足をあげる必要はない。
ポールに肩甲骨があたるように、左右に揺れてみたら、背中がバキバキと音がする人も居るだろう。これはそれだけ背中まわりが凝っているという事だ。
男性も筋トレの前後にストレッチポールに、乗ってみる事で、上半身の筋トレ効果は全く違うものになる。
筋肉の上を覆う筋膜をリリースするので、特に背中と肩は違ったものになるだろう。
ストレッチポールの上に、乗っかる事で、筋肉の上にある筋膜が緩み、その下にある筋肉がリリースされる。
そしてインナーマッスルが刺激されるので、強い力で引っ張られていた関節が、本来あるべき位置に戻されていくのが、ストレッチポールの効果だ。
慣れてきたら、部位別筋膜リリースも
慣れてきたら、体を動かす他の部位も、ストレッチポール1つで伸ばす事ができるのだ。
最初の第一歩としてお勧めなのが、ふくらはぎである。こちらもコロコロと転がすだけでいいので、ものぐさな人にもお勧め。寝ている間に足がつる人にも、お勧めだ。
肩甲骨はほぐれたが、肩~腕の周辺が硬い、片方だけ痛いという人には、肩や胸の周辺、バナナ筋と呼ばれる部分のストレッチにも向く。
ポールを胴体と脇の間に挟み、手の内側と体の外側、肩の一部をほぐすだけで、可動域が変わる。
肩と腕を集中的にトレーニングする人にもお勧めだ。
見落としがちだが、臀部と太ももの前は、トレーニングしたままストレッチをしないと腰痛の原因になる。
太ももの前には、足の前の部分を支える筋肉が固まっており、臀部はその後ろ、この部分はかなり固まっているので、顔をしかめるほど痛いかもしれないが、がんばってほぐすと、次のトレーニングの効果は見違えるものとなる。
ストレッチポールを使って行うこれらの部位別筋膜リリースは、一か所3~5秒にとどめておく方が良い。
あまり同じ所に負荷をかけると、かえって筋肉が損傷してしまうからだ。
また筋膜リリースをした翌日に、揉み返しが来て痛む事もあるかもしれないが、その時は、ゆるく体をストレッチしておけば、体の可動域が広くなるので、トレーニングの質の改善につながる。
いかがだろうか。
トレーニングや、スタジオレッスンの後に、この様なこまめなストレッチを組み込む事でパフォーマンスは劇的にアップする。
全くこれらのストレッチをせず、お喋りと言う名の『お口のストレッチ』をする、おばさんをよくジムで見かけるが、あれは体を壊す道まっしぐらだと反面教育にしておこう。