筋トレ初心者必見!プロテインの本当の選び方を解説
- 2017/05/17
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プロテインには種類がたっくさんある!
ダイエット目的の女性用、中高生のためのジュニア用、果ては髪の毛を生やすためのAGA対策用なんてものまである「プロテイン」。最近筋トレする人もそうでない人も、生活の質を向上させるために愛飲している人が多いようです。タンパク質の重要性に気づいた人が増えているのはとても良いことですよね。
今回は改めて!プロテインの選び方をシチュエーション別にガガッと解説。目的や体質にマッチするプロテインを正しく選んで素敵な高タンパク質ライフをスタートさせましょう!
筋肉UPのためには?一番ポピュラーなプロテイン
なんだかんだでタンパク質=プロテイン=筋肉というイメージは強いと思いますし間違いではありません。というわけで、まずは筋肉を強化するために最も適した、そして最もポピュラーなプロテインについて解説しましょう。
一番筋肉に効くプロテインとはズバリ「ホエイプロテイン」になります。ホエイとは日本語で乳清のことで要は牛乳を様々な方法で濾過し、脂質などの不純物を取り除いた物になります。
このホエイプロテインは更に大きく「WPC」と「WPI」になります。この二つは牛乳を濾過する方法やフィルターに違いがあり、品質としてはWPIの方が上になります。ただ、その差は若干プロテインの含有率が高かったり、後述しますが「乳糖」がほとんど含まれていないといった違いですからあまり気にしなくてもいいといえばいいのです。
お財布に余裕がある方はWPIを飲めば良いですし、質は多少我慢しても量をたくさん摂りたいという人はWPCを選べば良いでしょう。
お腹を壊しやすい人用のプロテイン二種!
プロテインを飲むとお腹を壊してしまうという人も多いようです。これはホエイプロテインに含まれている乳糖が原因で、日本人は特に乳糖によってお腹下してしまう乳糖不耐症の人が多いようです。
このような人にピッタリなプロテインといえばソイプロテインと、ホエイプロテインのWPIになります。
ソイプロテインと言うのはその名の通り大豆由来のプロテインですね。当然乳糖は一切含まれていませんが吸収スピードにやや難があるのが欠点です。
またWPIは前述した通り、牛乳を高価な方式で濾過したプロテイン。乳糖がほとんど含まれていませんから乳糖不耐症の人にも優しく、また吸収スピードも速いのです。その他、WPIプロテインに更に乳糖を分解するための消化酵素が含まれているプロテインも市販されています。
寝る前にはコレ!長時間効果の続くプロテイン
続いて、寝る前や日中自由にプロテインを飲めない人、あるいは筋肉とは無関係に健康や美容のためにプロテインを活用したい人に向けたタイプをご紹介します。
そのプロテインとは「カゼインプロテイン」です。カゼインとはホエイと同じく牛乳から作られるプロテインなのですが、ホエイとの違いは「吸収に時間がかかる」という点です。つまり、腸からゆっくり体内に取り込まれるために急激に血中アミノ酸濃度を高めることはできませんがその一方で長時間体内に栄養を供給し続けることができるのです。
筋肉目的でプロテインを使う人の場合は夜、寝る前に飲むのがベストですがそれ以外の人は朝、昼、晩、その他自由な時間にまとめ飲みしておいてもOKです。ホエイプロテインよりもむしろ扱いやすいと言えるかもしれませんね。ただ、ホエイプロテインよりも少しだけ味にクセがあるのが難点かもしれません。
アミノ酸をダイレクトに補給する手もある
最後にプロテインではありませんが、アミノ酸(BCAAやEAA)をダイレクトに飲むという方法も「アリ」だという事に触れておきたいと思います。
タンパク質はそのままの形で体内に吸収されるわけではありません。タンパク質はアミノ酸が何種類も鎖のように繋がって形作られています。そして消化される過程でタンパク質はアミノ酸にまで分解されるのです。
では、アミノ酸をそのまま直接体内に飲んだらどうなるか…?そう、吸収速度や吸収効率がめちゃくちゃ高くなるのです。
特に筋肉に重要とされるバリン・ロイシン・イソロイシンという三種類のアミノ酸をサプリメント化したBCAAという製品や、9種類存在する必須アミノ酸をそれぞれのメーカー独自の分量で配合したEAAという製品はトップアスリートであればほとんど全ての選手が日常的に取り入れている物です。
アミノ酸は値段が高いのが欠点ですが、トレーニング直後など限定的なタイミングでのみ飲んでみてはいかがでしょうか。