筋トレした後のカラダには「L-シトルリンと亜鉛」が欠かせない
- 2017/03/08
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筋トレ効果を最大限にするために
せっかくハードな筋トレをしても、必要な栄養を摂らなければ、その効果も半減してしまいます。そもそも、筋トレによって筋肥大するメカニズムというのは、簡単にいうと「筋トレにより筋肉が刺激を受けることで傷つき、その後、修復される際に筋トレをした以前よりも筋繊維が太くなること」を指します。
そのためには、修復の際に必要な「適切な栄養分を摂取すること」や「休息」がカギとなります。必要な栄素が不足していると、筋トレの効果が期待できないばかりか、体調を崩してしまうこともあります。休息は、「筋肉が修復して回復するための期間」として非常に重要で、ハードな筋トレを行った場合は必ず2~3日のインターバルを置く必要があります。そして「必要な栄養素」を摂ることで筋トレ効果を高める訳ですが、ここでは、「L-シトルリンと亜鉛」が筋トレ後のカラダには欠かせないというお話を紹介します。
亜鉛とは何か
亜鉛は骨の発育やたんぱく質の合成など、人間の体には必要不可欠なミネラルで、万一亜鉛が欠乏した場合、味覚障害や免疫力の低下、皮膚の異常などを引き起こしてしまいます。亜鉛が多く含まれる食材としては、牡蠣や煮干、また牛肉やレバーなどが有名です。
ちなみに、一般的に亜鉛が不足することは少ないはずですが、極端なダイエットをしたり、コンビニ弁当やファーストフードばかりを食べていたり、菜食主義などの偏った食生活をしていると不足する場合がありますので注意しましょう。
亜鉛が筋トレの効果を高める理由
亜鉛は筋トレにも効果があります。亜鉛はインスリンと関連が深い栄養素で、インスリンは食後に上がった血糖値を下げてくれるホルモンですが、「食べ物から取り込まれた栄養素を血中から細胞や筋肉に運ぶ」という、重要な役割を担っています。
もし、亜鉛が不足すればインスリンの分泌が減り、栄養が筋肉に届きません。その結果、筋トレをしても筋肉の合成がスムーズに進まず、「筋トレ効果が出にくい」ということに繋がります。
筋トレの際は、亜鉛が不足しないよう、サプリメントなどで亜鉛をしっかりと摂取することが大切です。筋トレ後2時間以内にしっかりと糖質とプロテインを摂取することで、インスリンが多く筋肉に運ばれて筋肉がしっかりと増強します。
Lシトルリンとは
Lシトルリンは、アミノ酸の一種で、スイカの果汁から見つけられた成分です。シトルリンという名称は、スイカの学名Citrullus vulgaris (シトルラス ブルガリス)から付けられており、スイカ以外にもウリやキュウリなどと言ったウリ科の植物に多く含まれています。タンパク質と結合せずに体内を循環しながらサポートする「遊離アミノ酸」の一種で、尿や血液などの細胞中全てに存在しています。
Lシトルリン が筋トレの効果を高める理由
Lシトルリンの主な効果は、血行改善です。血流改善により、動脈硬化の予防や「女性の冷え性やむくみ」などの改善が期待できますが、血流が良くなることで筋トレ時に、より多くの酸素が筋肉に届けられるためパフォーマンスが向上します。
また、筋肉を強化するために必要な成長ホルモンの分泌量を増やすため、脂肪分解酵素を活性化させてくれるので体脂肪を効率的に燃焼させてくれます。筋トレをする際にはプロテインを多く摂取する人が多いと思いますが、Lシトルリンには、たんぱく質が代謝の過程で生成される「アンモニア」を解毒するはたらきもあります。