痩せ型必見!貧素なオッサンにならないためのバルクアップ術

  • 2017/02/27
  • ボディメイク
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  • 加藤薩樹
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ガリガリ老人は嫌!今のうちに貯筋を始めよう!

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加齢による肉体の衰えは太りやすい体質の人よりも、痩せ型ガリガリ体質な人の方が実は深刻であることをご存知でしょうか。

痩せ型の人、太りにくい人の多くは胃や小腸における消化吸収能力が低い場合が多いのです。若い頃はそれでも食べる量がそれなりにありますから「スリムでいいね」くらいで済まされますし特にデメリットも感じられないのですが、歳をとって食が本格的に細くなってくると一気に栄養失調となり老化が進行してしまうのです。

太り気味の人よりも、痩せ型で筋肉の無い人の方が「寝たきり老人化」しやすく、また痴呆症になる率も高いというデータがあります。このようなタイプの人は、まだまだ体が動く今のうちに少しでも多くの筋肉をつける「貯筋活動」を始めなければいけません。

 

食べる量を増やすのは当たり前!消化吸収力もアップさせよう!

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何歳だろうが体をデカくするためにまず必要なのは「食事量」です。つまり摂取カロリーを増やすという意味ですね。どうにかして毎日4000kcalは食べたいところです。たまに「その気になればケーキ1ホール丸ごと食えるぞ!」という人もいるのですが、「その気になれば」ではダメなのです。そのような強弁、虚勢を張る人というのは「毎日食べ続ける事」の大変さを理解していないんですね。週に1回大食いしたくらいでは体は大きくなりません。残念ながら。

どうしても食べる量を稼げないという人は消化剤や消化薬を使いましょう。タンパク質や脂質を分解するための消化酵素薬を飲むことで胃もたれを防ぎ、消化吸収力を高めることができるのです。

ただ、間違っても「胃酸を抑える」と書かれた薬を飲まないように。むしろ胃酸はどんどん出したいのですから勘違いしないでくださいね。

その他、シリマリンのような肝臓の調子を整えたり胆汁の分泌を強化するサプリメントもオススメです。

 

筋トレは低回数で強い刺激を!

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ガリガリ脱出大作戦の本丸はなんといっても「筋トレ」です。あなたは筋トレによって筋肥大するという行為を諦めてしまってはいませんか?確かに痩せ型の人は筋肉を太くするのに若干の工夫が必要となります。しかし、原理原則を守ってしっかりとトレーニングを行えば確実に、誰でも筋肉はつきます。絶対に諦めず、正しいアプローチを続けることが大切なのです。

ガリガリ体型の人の場合、とにかく低回数で筋トレを終わらせることが大切です。多くの回数をこなしてしまうとむしろ筋肉が分解されてしまい細くなってしまう可能性すらあるのです。

また、上腕二頭筋や三頭筋など、小さな筋肉は初心者のうちは鍛えないでおきます。人間の回復力や筋肉合成能力には限界がありますから、体全体をまんべんなく大きくしようとするよりも、胸や脚部のように特定の大きな筋肉だけを集中的に育てた方が効率が良いのです。

というわけで、まずはダンベルを持ってのスクワットがオススメです。スクワットでは太ももの筋肉が鍛えられますが、この部位は人体で最も大きな筋肉群です。スクワットを行うことで成長ホルモンや男性ホルモンが多く分泌されるようになりますし体重も増えやすくなります。

やり方としては両手にダンベルを持って自重だけでは与えることのできない刺激を太ももに加えるようにします。最初は軽くても良いので10回がギリギリできる負荷で2セットだけ行いましょう。スタート時はたったそれだけで十分です。これを週に2回~3回実施します。

 

良質な脂質と炭水化物でカロリーを稼ぐ!

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最後にもう一点、食事に関するアドバイスを追加しておきましょう。体重の増減は結局カロリー収支で決まるわけですが、可能な限り多くのカロリーを取り込みつつ、健康を害さないようにするためには良質の脂質と炭水化物を摂取することが大切になります。カロリーを摂ることがいくら大切とは言っても、10代の若者のようにジャンクフード中心になってしまっては体を壊してしまいますからね。

脂質は良質であっても1gが9kcalであることにはかわりありません。脂質をどれだけ多く摂取できるかは体重を増やすためもとても重要なのです。

具体的にはアボカドやエクストラヴァージンオリーブオイル、フィッシュオイルに含まれるEPAやDHAといった不飽和脂肪酸を意識的に摂るようにします。これらはオメガ3やオメガ9と呼ばれるタイプの脂で、体内の悪玉コレステロールを減らす働きもあります。

また、糖質は砂糖や果糖はあまり摂らないようにし、デンプンや麦芽糖、ブドウ糖からなる食品を多めに摂取します。多少であれば砂糖も摂ってよいのですが、カロリーを増やそうとするあまり砂糖や果糖を多く摂りすぎてしまうと脂肪肝などになってしまい体を壊す原因となるので要注意です。

ジャンクフードや菓子類を避けつつカロリーを確保するのはなかなか大変ですが、今回ご紹介したサプリメント類を活用し、少しでも早く「貯筋」できるよう頑張りましょう!

 

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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