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咳と筋肉と、カール・ゴッチ

  • 2017/02/27
  • ボディメイク
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  • アントニオ犬助
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失ってわかる、健康のありがたみ

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数年ぶりに、インフルエンザにかかるという失態をやらかしまして、ここ1週間ほど恒例のジム通いができませんでした。
たった1週間サボったからといって、せっかく付いた筋肉がげっそりと落ちてしまうということは考えにくいのですが、まあ何となく焦ってしまうもの。
しかし、体をむしばむ関節痛や高熱には耐えられず、布団の中で悶々として過ごしていたのでした。
そして、体調も回復し久々にジムへ足を運び、胸や腕、そして足に負荷をかけて充実した時間を過ごす。
ああ、やっぱり筋トレっていいですね。

 

咳で鍛える、腹筋と腹斜筋

ところが、インフルエンザの間中全く体を動かしていなかったにも関わらず、明らかに病前よりも鍛えられた部位があります。
それは腹筋と腹斜筋、いい感じで張りも出ており、充実した雰囲気があるのです。
はあ、何ででしょう……と、考えるまでもありません、原因は、咳。
止まらない咳で、腹筋が緊張と収縮が連続することにより、知らない間に腹筋が鍛えられたのです。

 

張った腹筋に、思い出したのがプロレスの神様

そこで思い出したのが、カール・ゴッチというお爺さん。
オヤジ連中には懐かしい名前でしょう、新日本プロレスの象徴的存在、ストロングスタイルの神様。
藤波辰巳、木戸修、佐山サトル……期待の若手がいれば、フロリダ州タンパにあるゴッチ道場に入門するのが、新日本プロレスの常でした。
そのゴッチさん曰く「器具を用いたトレーニングでは実践的な筋肉はつかない」、ゴッチ道場では大木から吊り下げられたロープに片手で登ったり、自然石を持ち上げたりでパワーアップをはかったといいます。

 

マッスルコントロール、理論的に正しいのか?

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またゴッチさんが語るには、ボディビルの黎明期の19世紀に活躍したというドイツ人、マクチグが提唱したマッスルコントロールをマスターしなくてはならない、と。
このマッスルコントロール、ウエイトをおこなわず、全身にある各部の筋肉に意識を集中し緊張させることで、肉体を作り上げるという方法。
……ウエイトをおこなわず、筋肉を緊張させることで、肉体を強化?! まさに咳で図らずとも、腹筋周りを鍛えていたことと通じるではないですか。

 

SIXPADの怪しさに通じるプロレスの魅力

マクチグなる人物が本当に、そんなトレーニングだけで体を作っていたのか、ゴッチさんもそんな風に体を作っていたのか。
当然、私などには確かめる術もありませんから、信じるしかないのですが、まあ、何ともプロレス的だと思うのです。
どこまでが本当なのかウソなのか、筋肉を緊張させるだけでトレーニングになるならば、ロナウドがCMをやっている「SIXPAD」には効果があるということになりますが……そこあたりは「ヤジアップ」でも活躍中の筋トレのオーソリティ・加藤薩樹氏の意見を聞きたいところです。
その境界線の曖昧さにあった懐かしい輝きを、インフルエンザの副産物として再発見することができました。

 

カール・ゴッチの一番の魅力は虚実の間にあり

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あまりにも強すぎて対戦相手がいなかったとか、どうやれば人を殺せるか年がら年中考えていたとか、スパーリングで相手の目に平気で指を入れてくるとか、伝説に彩られたカール・ゴッチという人。
この人のエピソードで一番好きなのが以下の物。
キラー・カーンと名乗る前の小沢正志氏、アメリカ進出を聞いたゴッチさんが考案したリングネームが「テムジン・モンゴル」……それを、勝手に解明したので小沢氏は破門になった。
伝説のシューター、カール・ゴッチとテムジン・モンゴル、この虚実のバランスこそが、ゴッチさんの魅力、オヤジ連中も学ぶべきだと思うのですが、いかがでしょうか?

 

この記事の作者

アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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